桃知商店よりのお知らせ

去年のブログを思い出していた。

去年の9月1日のブログの写真午前5時20分起床。浅草は晴れ。今日から9月である。

去年の9月は、退院してから日もったておらす、書いていることは、

『こうしていることで、少しでも身体にいいことかあるかもと、私はいろいろな木々をかぐ。 されど、私のかぐ木の匂いは、あまりあてになったり、あてにならないものだったり。 つまりなにが身体にいいのか、それがわからかないのだ。』

だったりしている。つまり何が何だか分からないまま、それでもブログを書こうとしている。


この当時の文体は、単調でありながら、(あたしの内部では)独特の世界観を創り出している。今読んでも、短い文章でよく書いているな、と思う。しかしそれも当時のあたしの事を思えばであって、文章としては全然ダメなのである。

1年前はブログを書くような状態では全然なかった、というのが本音だろう。

しかしその状態であることを「残したこと」が、今思えば最大のあたしの功績か、と思ったりしている。

今でも最盛期の7割?の出来でしかブログを書けないけれど、当時書いたものを思い出しては、「あたしは1年でこんなに書けるようになったんだ」と自分を励ましたりしている。

Comment [1]

No.1

確かによく書いていますね。

何かを書くということは、ジグソーパズルの完成図をあらかた措定していて、そこに言葉のピースをあてはめていくというものではないですね。
むしろその時の言葉を手当たり次第たぐり寄せて(ブリコルール)、その言葉を足場にしてものを考える。
書かれたものは、自分が何を考えたかの足跡みたいなもんで、それも事後的にしかわからない。

それしか残ってません。

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