牛ロース塩焼き
ムグンファで牛ロースの塩焼きを食べたのは金曜日の夜の事だ。これは始めて出してもらったのものだが(メニューには書いてあったけれど、メニューなど滅多に見る物じゃないのだ)、ちょっと厚めの牛肉を、3cm×4cm程度に切りそろえ、サムギョプサルを焼く焼肉鍋(?)で焼くのだ。
味付けは塩と胡麻油が牛肉に最初からついていて、程よく焼けたら(サムギョプサルと同じように)サンチュみそか胡麻油に塩を溶いたもの(解けてはいない)をつけ、ネギと荏胡麻とサンチュでくるんで食べるのである。
つまりこれは胎衣(えな=褜)を使って食べるのだ。胞衣に包まれることで、焼肉は再生(エロス)の儀式になるのであるが、あたしは一体何を再生しようとしているのかがわからない。
ただ、ムグンファが西浅草3丁目にあったころ、焼肉をやっていた時があったが、あれはあれで旨かったけれど、この牛ロースの塩焼は、あのころの焼肉とはまた違ったエロスを感じさせる傑作だな、と思った。そう、あたしはムグンファのママの事を見直していたのだ。 [浅草でランチ] [浅草グルメマップ]
ムグンファ
台東区浅草4丁目39-1
03-3871-6441
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