新しい日本型資本主義 
マルカンデパート
マルカンデパート大食堂のノスタルジー
午前6時50分起床。浅草は晴れ。昨日は雨の中を花巻のマルカンデパート大食堂まで行ってきたのだが、盛岡から電車で36分、駅から歩くこと10分程度のこの店で、食べることになんらいいことなんかないのであるが、何故が来ずにはいられないのである。
昨日は、チーズハンバーグとカレーそばという、なんのは脈もないものを頼んだのだが、それぞれの食べ方なんて書くのもおぞましいし、名物のソフトクリームなんて食べたくとも食べられない。それでもあたしは年に一度はこのデパートにくるのである。
それは何故か流れるノスタルジーへの憧れに他ならず、広い店内の何処でもいい、一人座ってオーダーしたものを箸で遊びながら、なぜかこのホールだけ別物のように忙しいスタッフの動きを見ていると、あー都合よくイメージが再構成されるあたしの過去よ。
はたしてあたしはかつてこのような場所のいたのか、という記憶もあやふやなのだが、大食堂で母親と一緒に食事をとった記憶が甦る。いまや同じ日本なのにその記憶を懐かしく思い起こせる場所はここマルカンデパート大食堂だけなのだ。
マルカンデパート大食堂
岩手県花巻市上町6-2
0198-24-1111
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