新しい日本型資本主義 
シウマイ弁当
松阪屋 上野店の崎陽軒
午前3時10分起床。浅草はくもり。「松坂屋上野店」で久しぶりに「シウマイ弁当」を食べたのだ。新型コロナウイルスの影響から、長いことデパートが休みだったため、「崎陽軒 上野松坂屋店」も一緒に休みになってしまっていたのだ。「シウマイ弁当」を食べたくても買えなかったのである。
各店がテイクアウトに取り組んでいる最中、このテイクアウトの王様は休みだったのだ。
しかし、先週の日曜日にあたしの夜のおかず（サーモンだ）を買いに「松阪屋 上野店」に行ったついでに、「崎陽軒」でようやく「シウマイ弁当」を買ったのだが、狭い「崎陽軒」の前には多く人がちゃんとソーシャルデスタンスを確保して並んでいた。途中に店のお姉さんがいて、注文を聞いてくれる。
シウマイ弁当
家に帰って、その日の遅い昼餉にこの弁当を食べた。久しぶりに食べた「シウマイ弁当」は心底うまいと思った。小梅を乗せ黒胡麻がふられた俵型のご飯がうまいのは勿論、シウマイ、鮪の漬け焼、蒲鉾、鶏の唐揚げ、玉子焼き、筍煮、あんずもうまい。どれもが、納得する味である。そして特筆すべきは、切り昆布＆千切り生姜だ。
あたしはご飯は半分を食べたのだが、そのご飯のおかずは実は「切り昆布＆千切り生姜」だったのである。それは抜群のうまさではなく、俵型のご飯のうまさをなぜか引き出すうまさだった。あたしは。これだけで十分弁当になるな、と思った。沢山（それほどでもないか）のテイクアウトを食べで来たが、「シウマイ弁当」にはかなわないな（と思う）。
崎陽軒 上野松坂屋店
東京都台東区上野3丁目29-5 松坂屋上野店 南館 B1F
