アリスメロンアリスメロン


アリスメロン

午前3時10分起床。浅草はくもり。宮崎の橋邉くんが送ってくれた「アリスメロン」を漸く食べたのだ。これ、常温で4~5日おかないとダメなわけで、ようやく最近食べられるようになった(と思う)のだが、そのココロは「良い香りがする」、なのである。しかし、その「良い香り」も、なにか昔からしていたようで、はっきりしたわけではないのだ。

栽培上のこだわり

この「アリスメロン」、姿はまるっきし乳白色のボールだが、宮崎県清武町の境田実さん生産だ。まるで生産者の顔にも見える(失礼)。そして発売元はネッカリッチ(株)。この名前を聞いただけで、「なるほど」と分かるあなたは大したものなのだが、まずは「栽培上のこだわり」から。

境田さん曰く、「20年以上前から、サンネッカE(炭と木酢液)を活用した土壌改良を続けています。毎年、安定した高糖度のメロンを作るには、適正な飼料設計と、微生物に豊かな生きた土づくりがかかせません。毎年同じ畑でメロンを作っていますが、連作障害は一度もありません。」なのである。

誰か甘さを控えたメロンを提供してくれないだろうか

しかし、このメロンはちょっと甘すぎる。糖度18~20度とある。破格である。はっきり云って、このメロンなら糖度は12~3度もあれば十分である(と思う)。最近は何かと云うと、糖度が高いことを売りにした果物が多いが、基本的には糖度と美味しさは比例している(のだろう)。

糖度が上がれば、おいしくなる、だが、本当にそうなのだろうか。

このメロンは、実は若いころの方がおいしい(のかもしれない)。

あまり甘くなく、どこかで瓜を食べているような、カリッとした感覚があったほうがいい(と思う)のだ。もっとも今日食べた「アリスメロン」がそうだったからで、しかし、甘さは予想よりも大分強烈なのだった。誰か甘さを控えたメロンを提供してくれないものだろうか(笑)(と思った)。

アリスメロン

アリスメロン