技術のミーム
さて、私たちはここで、市場を形成する「技術のミーム」と「消費のミーム」というふたつのミーム分類に立ち返ることで、ある産業の持つ「技術のミーム」が「第一種の情報」と「第二種の情報」との束であることが理解できるはずです。
信頼の構築による淘汰から再生へ
さて、これからのはなしは、私と親交のある電気工事業の社長さんのはなしです。この会社は電気工事業が本業ですが、付帯的に電化製品の物販も行ってきました。ご多分に漏れず、最近は量販店がたくさん近所に進出してきて物販部門の売り上げはじり貧状態、いよいよこの物販部門の存続打ち切りを本気で考えざるをえない状況になってしまったわけですが、このはなしを社長からうかがっている時に、この物販部門で電化製品を購入される方々にみられるある行動についての興味深いはなしを聞くことができました。