午前8時30分起床。浅草はくもり。ずっと頭が痛くて風邪でもひいたかと思う日。昼餉は一葉桜・小松橋通りにある珠玉で五目カタヤキソバを食べる。
珠玉
珠玉というのは凄い名指しだけれども、外からみれば、ただの中華料理屋である。
ただこの店、中に入るとなにか異様なのである。その違和感は、ディスプレイされている諸々からくるものであって、その諸々が、ことごとくアメリカンポップティストに溢れているのである。
そは全然中華料理屋らしくない風情なのであるが、では何であれば中華料理屋らしいのか、という問いに、あたしは明確な答えを持っていないのであるから、まあ、これはこれでいいのかもしれない(が、しかしヘンなのである)。
珠玉の五目カタヤキソバ
今日のランチが五目かたやきそばであったのは、それは例によって、何を食べていいのかわからないからで、そんな時の五目あんかけは万能なのだ。目標を失った胃袋が、五目で再生するのであって、まるで"まんきんたん"のような仕事をしてくれる(あたしの場合だけだろうが)。
そして珠玉の五目カタヤキソバときたら、720円の此の世の珠玉であって、まるで長崎の皿うどんのようなそれは、塩味の五目焼きそばだ。この日はあたし以外にはだれもオーダーしていなかったけれど、あたしは、一月に一回は食べてもいいなと思うぐらいに惚れ込んでいる。つまりあたしの一月に一回というのは、限りなく普通の人の"毎日"に近いのであるな(たぶん)。
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Comment [1]
No.1鉄蔵さん
へー、外観からは何もそそられるものがなく何度か前を通りましたが入ってません。近々言ってみます。
浅草5丁目といえば最近「かどや」という蕎麦屋に行きました(5-42-7)。名前とは裏腹に角にありませんでしたがやはり昭和の匂いのする落ち着く蕎麦屋でした。
時が止まったかのような観音裏ですが新しい血も入ってきます。御来屋から少し浅草警察方面に向かったところに出来た「粉の花」のパンはかなりのもんですよ。
固くてあまり甘くないパンばかりですが。
カフェも併設されていて入り口に背を向けてコーヒーをすすれば一瞬広尾商店街に居る気分が味わえます(笑)