N700系午前5時30分起床。浅草は晴れ。昨日、新神戸からの帰りは久しぶりに新幹線を使ってみた。N700系で使えるようになったという車両内無線LANによるインターネット接続サービスを使ってみたかったのである。

チケットをとる段階で、その「のぞみ」がN700 系である/ないを確認する方法は、喫煙車両のない/あるなのであって、なければN700系と考えてよい。

もちろん座席は窓側を確保する。グリーン車ならどの座席でもコンセントがあるけれど、普通席は窓側にしかコンセントがないからだ。

C102 標準のバッテリでは1時間30分ぐらいしか稼働できないことは実験済みで、新神戸からの3時間弱なら電源確保は必至なのである。


接続には公衆無線LANサービスの契約が必要だ。現時点では、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「HOTSPOT」、NTTドコモの「Mzone」「mopera U」、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、UQコミュニケーションズ(UQ Com)の「UQ Wi-Fi」が対応している。

あたしはホットスポットを契約していて、C102 でも(主に)飛行場で使っている。なので事前準備はなにもいらなかった。PCの電源を入れれば直ぐに無線LANに接続される。すばらしい。

HOTSPOT N700系インターネットサービスログイン後の画面

ワイヤレス ネットワークの接続状態。このサービスは新大阪-東京間で提供されるサービスで、新神戸から乗り込みPCや電源を取り出し準備をしているとアッという間に新大阪についてしまった。新大阪の手前で既に無線LANにはつながっていたようだけれども、新大阪で感度を確認すればアンテナ4本バリ状態なのである。

基本的にはこの状態がずっと続くのだから、昔の不自由さを知っているあたしは、独裁政治が急に民主主義になったような自由への恐ろしさを感じるのである(そんな経験はないけれど)。

このサービスでの通信速度は、下り最大2Mbps、上り最大1Mbps。これを1編成(16両)の無線LAN利用者全員で分け合うことになる。

この「のぞみ」の中で無線LANを使っていた人がどのぐらいいたのかは知らないけれどこの日のスピードは快速であった。Gmailでのメールの送受信はまったく問題ない(イーモバイルよりも確実にはやい)。

時間もたっぷりあったので試しにBlogWriteでモモログの記事をひとつ作成し投稿してみることにした※1。ネットで情報を確認しながらの作業だが、自宅でやるのと遜色なく作業はできた。ブログ投稿もまったく問題なし。いやこれは素晴らしいサービスである。10年ぐらい前に、こうなればいいなと思いながら、遅くて料金の高い携帯で接続していた頃がなにか懐かしくなった。

N700系でのC102
N700系車内でのC102
作業環境としては快適であった。

※注記