2007年2月7日山鹿市管工事業協同組合での講話用PPTをアップしましたのでご自由にお使いください。
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2月7日はIT委員会に引き続き、組合員の皆さんへ1時間ほどの話をした。
お題は「Web2.0と普遍経済学―Googleの純粋贈与仮説」であって、それはつまり、この市場原理(交換の原理)の圧力が強い時代に、組合という「贈与的共同体」を護持しながら、その上で如何に経済活動に接続するのか、ということについてである。
その事例をGoogleに見ているのは、それは極端ではあるけれども、普遍経済学のモデルとしては、とてもわかりやすい事例だからに他ならない。
その内容を改めてここには書くことはしないが、おおよそ以下のエントリーの内容に忠実であるので、興味のある方はご参照いただければ幸甚である。
それから、贈与、交換、純粋贈与――普遍経済学の三位一体モデルの説明には、久しぶりに志賀直哉の『小僧の神様』を引用した――それは中沢新一の、『愛と経済のロゴス―カイエ・ソバージュⅢ』からのパクリでしかないのだが、それは講演自体をひとつの物語として構成していくには、とてもよい題材だと(私は)思っている。
そして今回は、久しぶりにパワーポイント(PPT)を使って話をしてみた――とは言っても、ホワイトボードをスクリーンにし、そこに手書きでなにやら書き込みながら行う法大ECスタイルであったけれども。
昨年の暮れからPPTを使わないで話をすることが続いていて(なので「ダウンロード」できる資料がアップされていなかった)、私自身もPPTを使わないで、ホワイトボードや黒板に、なにいかしら書きながら話するのがとても気に入ってしまっていた。
しかし聞いておられる方には、そのスタイルはなにか不親切じゃないのかなと思った次第であって、今回はPPTを併用してみた。
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愛と経済のロゴス―カイエ・ソバージュⅢ |
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小僧の神様・一房の葡萄少年少女日本文学館 |