Crazy Eggでユーザーのクリック行動を研究する。

午前6時30分起床。浅草はくもり。今日は赤坂で講演。

このところ当サイトの2つのTOPページのデザインを頻繁に変えている。何をしているのか、とお思いの方もおられるかと思うので、以下、いいわけじみた説明という試みである。

GoogleAnalyticsコンテンツサマリートップページからの個別記事へのナビゲートはうまくいっているのだろうか

簡単にいってしまえば、当サイトのアクセス数の1位と2位である「ももち どっと こむ」と「ももち ど ぶろぐ」のトップページ(index.html)に来ていただいた訪問者を、きちんと個別記事にナビゲートできるデザインを模索している、ということだ。

この要因には「タイトルのつけ方」もあるだろうが、多分にデザイン的なものが大きいと(私は)感じていて、デザインの違いによる動向を、今回は Crazy Egg というサービスを使って解析を試みていた。

Crazy Egg

Crazy Egg Overlay
Crazy Eggももち ど ぶろぐ) 

Crazy Egg はウェブサイトのページ上にオーバーレイを設定して、訪問者がクリックした場所をマークで示してくれる。上の図は「OVERLAY」という表示形式だが、その他に3種類のレポート形式を持っていて、其々に工夫されていて飽きない――詳しくはCrazy Egg のサイトで確認してほしい。

調査対象が月間4ページ以内、クリック数5千以内であれば無料で使えるので、興味のある方は試してみてはいかがだろうか。クリック数5千以内というのは制限が厳しいように思えるかもしれないが、そもそもこの解析はデザインに対する訪問者の反応を見るのが目的なので、仕事としては短期間であり、今回の私の試みには十分なのである。

結果

当然といえば当然なのだけれども、一番効果が高いのは、エントリー・タイトルのみの羅列のようなのだ。それも上位に表示される程クリックされる確立は高くなる。このサイトだと、上位10番目まではコンスタントにクリックされ、それよりも下位は極端にクリック数が減少する(がゼロにはならない)。

Movable Typeのdefaultである「本文」部分の表示を行うと、「続きを読む」を設置しても個別記事へ辿りつく割合は低くなってしまう。(のも当然といえば当然だろうね)。

ということで、両ページとも、現在の状態がベストかな、と。これでしばらく落ち着くかと思う――これじゃあんまり前と変わっていないのじゃないの、という突っ込みはご勘弁を。w