昨日は、向島の、牛嶋神社の大祭の最終日で、各町大神輿連合渡御を見物に出かけた。(これは5年に1度行われる、らしい)。まずは小梅二丁目の御神輿待機場所へ。
浅草もそうなのだけれども、下町では、町会というセルが機能していることがわかるかと思う。そこではお祭りというか、御神輿が象徴として機能している。
牛島神社の氏子は、両国から向島までの広範囲に渡っていて、御神輿のある町会だけでも51もある。小梅通りにはそのうち20基の神輿が集合していた。
手古舞
じつはこの日のお目当てのひとつは、向島のきれいどころによる手古舞。
男髷に伊勢袴・脚絆・足袋・わらじを履き、花笠を背に掛け、扇子を右手にもち、何故か口元を隠しながら木遣を歌い神輿を先導する。
宮入
そして、連合渡御の最後を締め括るのは牛嶋神社への宮入りである。次々と神輿が入ってくる。
各町会毎に神官による宮入り神事が行われるのだが、ここの神官、かなりゆるくていい。
ミス墨田もお迎えしてくれたのだが、(彼女たちに)一斉に湧き上がる歓声に、「そんなによこんでもらえるとは、そろえた甲斐がありました」だと。(笑)
牛嶋神社の大祭は、浅草の三社祭とは違って、爆発的エネルギー感はない。そしてギャラリーも少ない。けれどもどこか上品でまったりと時間が過ぎる。
こういう御神輿もいいな、と思う。そして5年後、また見れたらいいな、と思うのである。
Comments [2]
No.1green_sjpさん
小梅2丁目、懐かしいです。
今年の牛嶋神社の大祭、15日に行ってきました。
両国辺りで、牛車の行列を見て、吾妻橋から、業平、向島(旧小梅)を散策、神社にも行きました。
16日にも行きたかったのですが、仕事の都合で行かれませんでした。
小梅2丁目は、生まれてから中学1年まで住んでいました。
もう、45年近く前の事、今でも従姉妹が住んでいます。
もう一度見越しを担いで見たい気がしますが、もうそろそろ還暦、もう無理かもしれませんね。
No.2momoさん
>green sipさま
コメントありがとうございます。
小梅二丁目にお住まいだったのですね。
私は縁あって、小梅二丁目におじゃましています。
町会長さんにも贔屓にしていただいております。
牛嶋神社の大祭はいいですね。
浅草の三社祭とは違った趣があります。
現在、足繁く通っていた岩手屋さんがお休み中なので、若干足が遠のいておりますが、12月には岩手屋さんも再会されるようですので、また小梅二丁目の住人のように、うろついていることが多くなるかと思います。
何処かでお会いできるやしれませんね。