吉田秀彦


午前6時30分起床。浅草はくもり。昨日は、台東区民柔道大会に出かけた。(勿論、応援に、である)。我がチームの成績は芳しくはなかったが、この柔道大会、台東区発足60周年記念 吉田秀彦柔道教室が付録についていてきた。それは、古賀、吉田の全盛期を知っている私らにとっては、かなり「おいしい」ことなのだ。

吉田秀彦

内股と大外刈りを見せていただいて、子供たちには(たぶん)最もポピュラーな技である大外刈りを教えていただいた。

しかし子供たちの多くは「吉田秀彦」と言っても、今ひとつピンときていないようだった。まあ、それも仕方のないことなのかもしれない。なにしろ吉田秀彦さんがバルセロナの柔道男子78キロ級で金メダルをとったのは、1992年のことだから、もう15年も前のことなのだ(子供たちは生まれてもいない)。

でも、なんだかよくわからないけれども強い(らしい)おじさんがやってきて、楽しく柔道を教えてくれた、という記憶は残るだろう。そしてそのおじさんが、とてつもなく強い人だった、とやがて気づくのは、彼らが大人になってからのことなのかもしれない。そして、それに気づくのは、果たして何人いるのだろうか。

台東区発足60周年記念 吉田秀彦柔道教室

そして私といえば、久しぶりの試合会場で、少し柔道ごころがむずむずしてきた。もしかしたら、また柔道着を着るかもしれない。勿論、子供たち相手に、だけれどもね。w