鶏醤
砂子組の近藤さんから、三笠の鶏醤をいただいていた。 (最近自宅不在だったので、今朝ようやく食べることができた)。
これは、鶏のモツを発酵させてつくった醤(ひしお)で、魚醤(ナンプラー)の鶏版なのだろう、と(私は)理解している。
高純度のアミノ酸を含有しているらしく「うま味」が強い。今朝、卵かけごはんに使ったら非常によろしい。(ただ普通の醤油に比べると少々塩辛いので量は控え目にだが)。
正しい時に正しい場所に居る
これは入手経路が少々込入っている。
ことのはじめは、10月26日の夕餉に岩見沢の「焼き鳥なが」でおでんを食べているとき、北海道のローカルTV番組で紹介されていて、酒席でそれが話題になったことだ。
その席に近藤さんは居なかったのだが、同席されていたカルゴンさんが、(なぜか)近藤さんに連絡をしてくれて、私の手元に届いたのである。
これも in the right place at the right time (正しい時に正しい場所に居る)と言うのだろうか。(たぶん言わないだろう)w
岩見沢は、それこそ鶏だらけの街なのだが、それはたぶん三笠を含めた空知の多くがそうなのだろう、と思う。
そういう意味でこれは、パトリ性の高い、地域特性の強い食品であるが、それが地域再生に結びつくかどうかはわからない。食品で町おこし、地域再生は難しい。(夕張は夕張メロンがあっても破綻した)。
しかしそんなことは「あとからついてくる」と考えればよいだろう。
鶏醤は間違いなくうまい。であれば、一人でも多くの方々に鶏醤を知っていただければ、in the right place at the right time (正しい時に正しい場所に居る)は機能し始める、と(私は)思う。
そのためには、コミュニケーション(自ら情報を発信すること)なのだが、まだ情報量が圧倒的に不足しているように(私は)思う。
株式会社 中央食鶏
北海道三笠市本町4番地の1
01267-2-8100
thuo@pluto.plala.or.jp
Comments [3]
No.1カルゴンさん
ははは、近藤さんが気を使ってくれまして・・m(__)m
たまたま砂子さんの話題になったものだから、近くにいるなら出ておいで~♪と連絡したのでした。
それにしてもこの鶏醤、とても旨そうですね。
No.2S次長さん
地元の名産品を喜んでもらえるという事は幸せな事です。
「岩見沢グルメマップ」も最高です(笑)
No.3momoさん
>カルゴンさん
>S次長さん
まことにありがとうございました。
かなりうま味の強い調味料という感じで、なんにでも使えそうですね。
空知にはまだまだ知らないものが多いのですが、それを知っているのは、ほんとうは地元の方なのです。
しかし日常への埋没は差異を生みませんから、気づかないことも多い。
灯台下暗しになりがちなのですね。
埋没(種に解けること)は何も生み出しませんね。
興味をもって、日常を見渡せば、ほんとうは面白いことばかり。
そして、それに気づくのは当然に地元の方でなくてはならないわけです。
地元の方が気づき、情報発信をしないと、いつまでも地元は〈他者〉に知ってもらえない。
つまり本当は私が書くまでもない、と。
まあ、近々そうなる予定ですが。(笑)