11月12日の夕餉は、喜美松にてつくね鍋とした。
暖冬とは言え、夜はさすがに冷える。少し肌寒い夜なら、身体は鍋を欲するのは日本人の欲望ならぬ欲求だろう。
喜美松にも鍋がある。つくね鍋だ。
つくね鍋と言えば、通常(ふつう)は鶏を使うが、喜美松のそれは、鶏と豚のつくねが入るハイブリッドである。
それに豚肉、野菜がたっぷりと入り、時間の経過とともに複雑さの深遠は益々深まっていく。
そのあらゆる微粒子が溶け込んだスープを吸ったお揚げ、豆腐は、ああ、うまい。
こういうもので、ゆっくりと酒を飲むのは、年寄りにはたまらない楽しみになってきた。(笑)
最後は(当然のように)おじやにしたのだが、それは〆ではない。翌朝、朝食として食べたのだ。(笑)
その経緯は、書くと親方に怒られそうなので秘密、と書くが、たぶん(知っている人には)秘密にはなっていないだろう。(笑)
喜美松 (ホルモン / 浅草) |
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