岩見沢の馬渕さんからゆりねをいただいていたので卵とじをつくってみた。ゆりねは高級食材でうちの近所のスーパーでもめったにみることはない。けれど岩見沢では普通にあるらしい。産地だからあたりまえなのだろうか。
今回卵とじをつくろうと思ったのは、私でもつくれそう∧うまそう、であるからであって、それ以外に理由なんてあるわけはない。卵とじは卵でとじるだけである。これ以上に簡単でうまい料理がないのはカツ丼や親子丼やたまご丼が世から廃れないことが証明しているだろう。
今回参考にしたレシピは
オリジナルにはたまねぎはないが、今回使った玉葱は同じ岩見沢産の玉葱である。その相性は抜群だろという仮説だけで加えてみた。仮説(かもしれない)―実験(料理)―反省(〈うまい/まずい〉)は男の料理の繰り返されるアリゴリズムであり、その正のフィードバックにこそ創造性は生まれる。
してみれば、ゆりねのホクホク感は楽しいし、玉葱を加えたことでたまご丼的な味付けはますますたまご丼的になっていて、それは嫌いなわけはなく、ご飯のおかずにも、酒肴にも抜群なのである。
材料(3人分)
- ゆりね 2個
- たまねぎ 1/2個
- 卵 3個
- 醤油 適量
- 砂糖 適量
- 出し汁 適量
つくりかた
- ゆりねを一枚ずつはがし、きれいに洗う。たまねぎは適当に切る。
- 鍋にゆりねとたまねぎを入れ、ひたひたの出し汁と醤油、砂糖を加える。
- 中火でことこと煮つめる。
- 煮汁が少なくなったら卵を入れ、火をすぐ止める。
ゆりねは煮過ぎないようにしましょう。
Comments [2]
No.1ryogoさん
美味しく料理していただいて
送った方も満足です。
岩見沢のゆり根は北海道でも以外に
有名です。(玉葱ほどじゃないけど)
それにしても、ゆり根の玉子とじとは
私も食べたことがありません。結構美味しそう
ですね。今度作ってみます。
ちなみに、ゆり根の天ぷらもいけますよ!!
No.2momoさん
>ryogoさん
ペペロンチーノもつくってみましたよ。
こうしてみるとにんにくの親戚であることがよくわかります。
つまりオイル焼きもいけそうですね。
てんぷらは昨年つくってみました。これもうまいと。
ゆりねは創意工夫のかいがある食材ですね。
ありがとうございます。