加藤紘一「自民よくて220議席」「地方保守の基礎が抜けた」
55年体制の自民党は郵政、医師会、土地改良、ゼネコンなどに支えられていたが、これらを徹底的に壊した。それだけではない。もっと下の保守の基礎部分もぶっ壊した。/地域社会の保守層。小泉は田中派支配を壊すつもりだったが、それ以上のものを壊し、底が抜けた。/地方の社会や地域社会を担ってきた人たち。この人たちは自分の欲をちょっと抑え、時間をちょっとつくり、犠牲を払って地域のためにつくす。お祭りに皆が5000円出したら、1万円出す。そして1万円出した、とは絶対に言わない。小学校の少年ベースボールなのどの世話をする。自民党議員の講演会の地域支部長をしていたりする。/自民等に対して、ちょっとおかしいのじゃないか。いやだよ、もう、と思い始めた。この状況は並大抵のことでは直らない。(加藤紘一:夕刊フジ:2008年1月16日:p4)
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