三島屋
午前5時起床。浅草は晴れ。今日からまた寒くなるそうだ。さて1月29日の昼餉(ランチ)は、小雨降る中千束3丁目に向かい、浅草最強の粉屋である(もちろん、今のあたしにとって、だけれども)三島屋で粉三昧を楽しんだ(三島屋のそばもんじゃ 300円! )。
メインは「そばもんじゃ」で少量のヤキソバと小麦粉+ウスターソースのハイブリッドが、鉄板の上に調理済みのかたちで出てくる。中央の白いのは半熟のたまごであってこれを混ぜるとなおさらうまい。それを今は絶滅種に近い先割れスプーンで食べるのである。
これだけでもかなりの食べ応えなのだが、お値段は300円!なのである。それにたこ焼き×2(300円×2)、大盛やきそば(400円)を頼みこれを家人とシェアして食べたところで1300円。かなり腹は膨れるというか意地になって挑まないと食いきれない量である。
大盛やきそば 400円 普通盛りは300円 たこ焼き 12個で 300円
注意しておくが、この三種類、基本的には同じ味(ウスターソース味)であるので、ほんとうは一度に全部食べようとしてはいけない。あたしの一押しは「そばもんじゃ」であって、まずはこれを食べていただきたい。月島あたりの高額なもんじゃってなんなんだろうな、とますます思えるぐらいにうまい!
この店は地元の人の店であり、(たぶん)〈他者〉に教えちゃいけない店なのだと思う。けれど酉の市のときに大行列が出来ている店なので、今更隠す必要もないか、とこうして書いている。
ネット上の情報も(今のところ)少ないが、宣伝しなくても普通に混んでいる店なので、あんまり混まれると地元の子供たちが入れなくなってしまう。テイクアウトもあるけれども、やっぱりこの店の中で食べるのは格別なのであるし、こういう店のある街で育つ子供共は幸せなのである。
今川焼き
といいながら、もうひとつここの名物を。それは今川焼きである。(↓)はある日の昼下がり。
このやたらとバリの多い今川焼きを、あたしは羽釜型今川焼きと呼んでいる。それはどうでもよいのだが、この焼きたてを、買ったらすぐに歩きながら食べるのである。それは上野のうさぎやのどら焼きの食べ歩きに勝るとも劣らない日本一のうまさだ。とろとろの餡子の熱さ、皮の食感は性に合うとしかいいようがないのである。と書いていたら、ああ、今川焼きが食べたくなってしまったぞ。
三島屋 (たこ焼き / 入谷) |
Comments [3]
No.1鉄蔵さん
私の好きな浅草の粉モンはビューホテル1Fのベーカリーにある「大納言チーズ」です。その名のとおりパンの中に甘い大納言とチーズが入っているそのまんまのパンです。
で、これが企業同士の関係に例えるならば「合併」ではなく「提携」であります。それぞれが独立しているが協調しており、お茶受けにもいいしビールにも合う。
ここのベーカリーはホテルベーカリーながら浅草らしい「パンチの効いた」ものもあり結構好きなんです。
名前忘れましたがベーコンの入ったバゲットみたいなパンは非常にスパイシーでビールのお供に最高です。
No.2momoさん
>鉄蔵さん
ビューホテルのベーカリー
知りませんでした。
あの喫茶店の入り口のところですか?
近々行ってみます。
No.3京町の住人さん
昨今の値上げラッシュには勝てず、値段は据え置きですが、たこ焼は、12個から10個で300円となってしまいました。テイクアウト専門でしたが、一度は店で食べたいと思っています。