午前8時起床。浅草はくもり。昨晩は、山鹿から立花さんが来浅。居酒屋浩司、清司、おかめと飲み歩く。
しかし、ここで書くのは一昨日のことである。つまりニュー王将のことである。
ニュー王将は壁中にピラ(piraであるbiraではない。ピラとは壁に貼られた紙の品書きのこと)が貼られている。そしてホワイトボードが2つある(たぶん)。
それは壮観であるが、鬱陶しくはない、この小さな空間にある(ほぼ)すべての欲望の表出。成り行きで書かれた文字。しかし計算され尽くされたような配列―されど偶然。
それは詩である。
あたしは、ほかのどんな詩よりも、この詩の熱心な読者である。