おぼんのような世界
2008年6月の記事一覧
タクシー問題、金品受け取り502人 累計1万2400回 (日経ネット)
町村信孝官房長官は6日午前の衆院決算行政監視委員会に出席し、財務省など中央官庁の公務員が深夜タクシーの運転手から金品を受け取っていた問題について、提供を受けた職員数が13の省庁や機関で計502人に達したことを明らかにした。これに関連し、福田康夫首相は「公務員は倫理を厳しく律せられている。国民から疑念を抱かれることをしてはいけないという当たり前のことがなぜ守られないのか」と語った。
民主党の長妻昭氏への答弁。委員会に提出された資料によると、全部で21ある中央省庁や機関で聞き取り調査をした結果、現金を受け取っていたのは財務省の職員の1人のみで、あわせて187万5000円の提供を受けていた。商品券など金券は財務、環境、総務の3省の職員が計20万7500円受け取っていた。
車内でビールやつまみなどの提供を受けていた事例は13省庁・機関で判明し、回数は累計で約1万2400回に上った。厚生労働省など調査中の省庁もあり、職員数や回数が今後増える可能性もある。