あたしのハーマン脳優勢度調査(簡易版)の結果 あたしのハーマン脳優勢度調査(簡易版)の結果

午前6時起床。浅草はくもり。昨日ハーマン脳優勢度調査(簡易版)というのをやってみた。

「利き脳」について:「利き脳」を活用して、スキルとコミュニケーション力をアップ!~ハーマンモデル~| Wisdom》(簡易版を試すにはWisdomへの会員登録が必要)。

その結果が右の図で、つまりあたしは「C象限」が「利き能」ってことらしい。では「C象限」ってなにかといえば 、


友好的:これはC象限に属する描写語です。C象限では、ムード、雰囲気、態度を重視し、感受性があり、受容的です。人間に関心が高く、自己表現が上手です。

ということらしいのだが、それは「乳臭い」(つまり去勢不全)世代のあたしからみれば当たり前田のクラッカーだろう。ちなみに他の象限は以下の通り。

技術的:これはA象限に属する描写語です。A象限では、論理的でシステマチックな知的処理が行われ、事実や数字、統計など目に見えるものを重視します。また、データの裏づけがあり、先例のある結論を好みます。

緻密な:これはB象限に属する描写語です。B象限では、実践や手続きを重視し、能率や秩序、規律への傾向を表し、課題をシステム的に順序だてて処理完遂します。時間は友好的に管理されます。

概念的:これはD象限に属する描写語です。C象限では、メンタルなインプットを同時に素早く関連付けることができ、抽象的な概念を心地よく感じます。また、問題解決には初めから全体的なアプローチをとります。

設問と回答

簡易版なので設問も少ないし、まあどうでもいいようなテストなんだけれど、ちなみに設問とあたしの回答は以下の通りだ。

ハーマン能優勢調査(簡易版)の回答

あたしらの世代

「利き能」というと、右脳と左脳ぐらいで充分だとあたしは思うけれど、ハーマンのモデルはそれに「辺縁系」(あたしが「ほ乳類脳」ととらえている部分だろう)を加えたものらしい。その概念は新しいっていえば新しいのだろうが、それを《個人のスキルアップやセルフマーケティング、キャリアプランや職場のコミュニケーション向上、チームビルディングにナレッジマネジメントと幅広く活用》してしまうらしいのだから恐ろしい。

あたしのテスト結果は、あたしらの世代の日本人は総じてこんなもんだろう、という結果だと思うのだ。日本人、特にあたしらの世代には「C象限」が利き能である人が多いと思うし、「利き能」とは云わないまでも『使用』はしている方が多いのではないだろうか。

そして、全能タイプであるのも特徴なのだと思う。たとえばあたしは「C象限」が「利き能」であり『優先』だけれども、A,B,Dも『使用』しているのである。つまり極端な未使用=『忌避』はない。あたしらの世代というよりも日本語で考える日本人なら、こうなるんじゃないのか?

乳臭い・想像界的

あたしらの世代に限らず、「C象限」を『忌避』する日本人は少ないだろうと思うのだ。それはそこが「想像界」と関係している(というあたしの仮説)からであって、テスト項目を見れば、乳臭い想像界的なモノがずらりと並ぶのである。

だから自らの「乳臭い」を否定したいのだけれども、やっぱり「乳臭い」人でしかないあたしは、当然に「C象限」が「利き脳」なわけで、つまりこのテストの結果には「だからどうした」としかいいようがないのだ。

では、日本人は「C象限」が「利き能」である人が多いのか、というのはちょっと確認したい仮説でしかないのであって、皆さんの調査結果には興味があったりするのだわ。(それがある程度正しく統計を出してくれるものならだが)。

脳を4つのパーツで考える「全脳モデル」

左脳は言語脳とも言われ、論理的、理性、部分的、直列処理をつかさどることが一般的に知られています。それに対する右脳は、イメージ脳とも言われ、直観的、感性、全体的、並列処理をつかさどっています。これが、ロジャー・スペリーの右脳・左脳モデルです。一方、ポール・マクリーン三位一体型脳モデルでは、人間の脳は、歴史的な発達の過程から「爬虫類の脳」、「辺縁系」、「大脳新皮質」の3層から構成され一体となって働くというものです。中でも思考に関する重要な部分は、大脳新皮質と辺縁系(大脳新皮質の内側)だとするものです。

ハーマンモデルは、これら2つの論理を統合し、ホールブレインモデル(全脳モデル)を構築しました。すなわち、人間の脳は大脳新皮質の左右半球と辺縁系の左右の合計4つのパーツで構成され、それぞれ異なる機能を持っているという仮説です。

大脳新皮質の左側をA、辺縁系の左側をB、辺縁系の右側をC、大脳新皮質の右側をDと呼んで、それぞれに青、緑、赤、黄の色を割り当て脳の4象限モデルを割り振ったものがハーマンモデルです。

ハーマンの前納モデル