てこね寿司(すし久)―ある意味ゆるぎないもの LUMIX DMC-FZ8 +Orton風 by Picnik
午前4時30分起床。浅草は晴れ。昨日、伊勢神宮参拝後のランチは、おかげ横町にあるすし久でてこね寿司を食べた。それは昨年の4月21日以来だから、約1年6ヶ月ぶりということになる。
すし久
しかしその時の記憶が鮮やかにあたしの中に残っていたのは(だからまたすし久だったのだが)、この店が「名物にうまいものなし」を見事に逆手にとってみせてくれているからで、おかげ横町という、浅草の、仲見世界隈に似た構造をもつ迷宮の質の高さを、この店は表徴してしまっている。
子宮的構造=迷宮
しかしその迷宮の質の高さとは、おかげ横町そのものに宿っているのではなく、その中心としての伊勢神宮(内宮)の子宮的構造にあるのはいうまでもない。だから伊勢神宮や浅草寺といった子宮的構造をもった中心のないところで、仲見世やおかげ横町を模倣しても、同じようには機能しない(繁盛しない)のは当然のことなのだ。
相性の証明
それはともかくも、すし久のてこね寿司、そのカツオのヅケと酢飯の相性は物凄くよいわけで、それは、これを酒肴にして酒が飲めることで、証明してしまっている。
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