桃知商店よりのお知らせ

定額給付金は約8割が「ばらまき」と批判、というFNNの世論調査。

定額給付金の評価平成20年度第2次補正予算案の目玉として麻生太郎政権が打ち出した定額給付金は、世論調査では「景気対策として適切ではない」との回答が全体の76・9%に達し、「適切」と評価したのは18・3%に過ぎなかった。

政策評価でも「『ばらまき』政策で好ましくない」が78・7%に上り、厳しい評価となった。中低所得者の税負担を相対的に軽減する「定額減税」の実施を求めていた公明党支持層でも、56・1%が「好ましくない」と答えた。from 2008.12.1 21:33 MSN産経ニュース


午前7時起床。浅草はくもり。TVでFNN合同世論調査の結果をみていたけれど、「定額給付金を景気対策として適切だと思うはわずか18.3%、適切だと思わないが76.9%を占めた。」には笑ってしまった。TVでは、明確に「バラマキ」だとするの78.7%、といっていたのだが、これにはオチがあって、それじゃあなたはいらないのか、と問えば、そんな人は殆どいないのである。貰えるモノはちゃんと貰うのだ。

つまり「ばらまき」と批判している理由は、「金額が少ない」からで、これで一人頭5万円だったら、「ばらまき」なんていう人はいなくなる。そしてこの調査結果は逆転する(たぶん)。

それは昨朝書いたように、今政策的に国民(「みんな」)が欲望しているのは「バラマキ」だけだからであって、この世論調査もそう読んだ方が矛盾は少なくなる。つまり2次補正が遅れていることを評価していない人たちも、日経の調査同様に多いのである(それもバラマキなんだけれども)。(編集中:この調査結果の詳細がでたらもう少し書きたい)

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