桃知商店よりのお知らせ

麻生内閣支持22%(朝日世論調査)。

内閣支持22%、「首相適任」小沢氏逆転 朝日世論調査朝日新聞社が6、7の両日実施した全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は22%で、前回調査(11月8、9日)の37%から急落した。麻生首相と民主党の小沢代表のどちらが首相にふさわしいかの質問でも、麻生氏を挙げる人は30%(前回49%)に大きく下がり、小沢氏の35%(同23%)が初めて上回った。「選挙の顔」としての首相の優位性は完全に失われ、発足2カ月余りですでに政権末期の様相だ。

内閣支持率は、福田内閣末期とほぼ同じ水準にまで一気に下がった。不支持率は64%(前回41%)。その理由では「政策の面」が63%に達する。自民支持層でも内閣を支持する人は54%(同72%)にとどまり、「麻生離れ」が進んだ。無党派層の支持も11%(同26%)に下がった。

麻生首相に「実行力がある」とする人は21%で、「そうは思わない」の68%が圧倒した。発足当初は「実行力がある」が54%、「そうは思わない」が28%だった。内閣支持22%、from 「首相適任」小沢氏逆転 朝日世論調査


首相にふさわしいのはう~ん、この調査結果は、麻生内閣は既に、政権末期の状態にあるとと云っていいのだと思うけれど、あたしも麻生さんには期待していただけに、なんともな、なのである。

こうなってくると、麻生さんは自ら解散総選挙なんてできないだろうと思うのだが、この朝日の世論調査は、さっさと解散総選挙した方がいいと云っているわけだ(解散支持が51%もあるのであって、「急ぐ必要はない」の40%を上回っている)。

この「早く解散総選挙した方がいい」は、10月下旬の調査では33%まで下がっていたのだから、この51%は、単に解散総選挙を望んでいるというよりも、自民党から民主党への政権交代チェンジを「世論」は要求しているということだろうか。それを裏付けるように、首相にふさわしいか支持率でも小沢さんが逆転しているし。

ただ、「その他・答えない」が35%もあるというのは、麻生さんでも小沢さんでもないということだろうから、今のヘンな二大政党制の限界なんだろなと(あたしは)思う。※1

さてこうなると、麻生さんの一発逆転はあるのか、ということなんだけれど、やることなんて、二次補正の前倒ししかないんだよねぇ。つまりだめかもしれない。ということで、午前7時起床。浅草はくもり。寒い。

追記:毎日新聞21%

毎日新聞は6、7の両日、電話による全国世論調査を実施した。麻生内閣の支持率は21%で10月の前回調査から15ポイント下落、不支持率は17ポイント増の58%だった。「麻生太郎首相と小沢一郎民主党代表のどちらが首相にふさわしいと思うか」という質問への回答は、麻生首相が21ポイント減の19%、小沢氏が3ポイント増の21%で両者が初めて逆転。「選挙の顔」と「党首力」を期待されて就任した首相が今後、厳しい政権運営を迫られるのは必至の情勢となった。 from 麻生内閣:支持率激減、21% 失言、政策迷走で 「党首力」小沢氏が逆転

追記:「再編」か「大連立」6割が望む…読売世論調査

政権発足からわずか2か月余で“麻生人気”が大きく失墜したことを示す今回の読売新聞世論調査で、最も注目されるのは「衆院選後の政権」として6割近くの有権者が「政界再編による新しい枠組み」(33%)か「自民党と民主党による大連立」(25%)を望んでいることだ。 (世論調査部 渡辺嘉久)(2008年12月8日03時05分 読売新聞)

※1 注記

小さな政府で格差是正は可能なのだろうか―独自調査で分かった「政界再編予想図」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

独自調査で分かった「政界再編予想図」

>>>自民党の図を拡大する  >>>民主党の図を拡大する

from 独自調査で分かった「政界再編予想図」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

Track Back [1]

内閣支持率21%、前回11月より10ポイント減 次期衆院選比例は民主優勢 ~日経・テレ東の世論調査

日本経済新聞社とテレビ東京が共同で、12月26-28日に実施した世論調査によると、麻生内閣の支持率は21%、不支持率は73%でした。支持率は、前回調査の2... 続きを読む

このページの上部へ

プロフィール

桃知利男のプロフィール

サイト内検索

Powered by Movable Type 5.2.13