写真提供:目指せ、CALSの達人!
午前7時起床。岩見沢は雪。岩見沢での午前、午後の仕事を終えサッポロのホテルにチェックインした。
昨日の地域再生フォーラムでの個人的なテーマは、消費者/生活者であって、それにこだわり続けながら話をした。もちろんあたしはただの芸人に過ぎないのだからサービスを忘れちゃいけない。(右写真提供:温泉マンさん)
パネルデスカッションでは、空知における○○の強み(○○には、食とか観光とかが入る)というテーマで、パネリストの皆さんが意見を述べるのだけれども、あたしは空知における○○の弱みで話をした。もちろんこれもサービスなんだけれど、反転した方が強みも見えやすいのじゃないのかと。
あたしが感じる空知の弱みとは、実生活者の視点の欠如であると云ってみた。
滝川の人が静のやを知らないとか、岩見沢の人が三船のかしわ鍋の作り方を知らないようでは、地域再生もへったくれもないのであって、だいたい皆さんは自分の街をどれだけ知っているのだろうか、と。
例えばその「知っている」が、コンビニの場所とか、ジャスコまで車で15分じゃまずいだろう。ジャスコのある街は総じて不幸である(これもサービスなフレーズであるけれど)。
空知産品を東京の人に売る。これも悲しいフレーズで、東京の人って誰なんだろう。空知の人たちは東京の人=消費者なんだろうが、それは広告代理店のやっている勘違いなのであって、マーケティングは破綻している。欲望はより根源的なもへ向かっている今、あたしらは消費者の前に生活者なのである。
生活者の視点のない言説は総じてアホである(これもサービスなフレーズであるけれど)。