Gmailメールを送信した後で、「あ、間違った!」とか、「送らなければよかった」等という「後悔先に立たず」はことはよくあることだけれども、あたしが常用しているGmailの場合※1、「送信」ボタンをクリックしたら「はい、それまでよ」なのである。

しかし世の中にはヘンなことを考える人がいるわけで、送信後5秒以内という制限付きだけれども、今やったこと(つまりメールの送信)をなかったことにする機能がGmailにつけることができるようになった。「Undo Send」という。


「Undo Send」の設定

「Undo Send」は基本的には英語版なのだけれど、日本語でも使える。ただし設定は一旦Gmail 表示言語を英語にしてから行う必要がある。

  1. 英語版に設定したGmailでGmail Labsのアイコンをクリックし、表示されるページで「Undo Send」をEnableにして設定を保存する。
  2. 表示言語を日本語に戻す。

送信取り消しチャンスは2回

  1. 送信取り消しはメールを送信中に表示されるメッセージ「送信中」の後ろに、「キャンセル」というリンクが表示されるので、このリンクをクリックすると、送信がキャンセルされ、メール作成画面に戻る。キャンセルが成功するとメール作成画面の上に送信を取り消しました。と表示される。
  2. 「Undo Send}機能送信後、メール作成画面上に表示される「メッセージを送信しました。」というメッセージの後ろに「取消」というリンクが表示される。
    このリンクをクリックして送信を取り消しました。と表示されれば送信取り消しは成功。

自分宛のメールでテストしたら、たしかになかったことになる。これはある意味画期的な機能なのだ。なにしろやってしまったことがなかったことになるのであって、時間軸の定理に反しているトリックスターだ。

ただしUndoが表示されているのは5秒間しかないわけで、なぜに5秒なのかはわからない。そしてこの5秒という時間は、なにか微妙な長さではあるのだな。

ということで午前6時起床。浅草は晴れ。今日から神戸・大阪方面へ出張。

※注記

  1. 今、あたしはのメール環境はGmailに依存している。Gmail以外に2つのメールアドレスを使っているけれど、それらもすべてGmailで受信している。Webメールなのでインターネット接続ができるPCがあれば何処でもメールチェックができるし、携帯での利用は他に類が無いぐらいに操作性がよい。それは外で仕事をする機会のあるあたしにはうってつけなのである。そして強力な迷惑メールフィルターのおかげで、迷惑メールの煩わしさもほとんどない。さらにGmailは強力なデータベース(検索機能がすばらしい)であることで、あたしは一寸した備忘録のように使っている(つまり忘れていけないなと思うことは自分宛にメールを送っていたりする)。