たい夢の鯛焼き 1個 130円 with SO905iCS
午前8時起床。浅草は晴れ。浅草の鯛焼き二匹目はたぬき通りにあるたい夢の鯛焼き。偶然に見つけてなりゆきで小倉を食べてみる。1個130円也。
神田達磨と同じようにうす皮鯛焼きを名乗りバリ※1も多め。食感は神田達磨よりもパリパリ感が強いが餡は神田の方があたし的には好みだけれども全体的にはくりこ庵よりも性に合うというような感じ。一個食べたら胸焼けしたのはあたしの体調のせいだろう(たぶん)。
一時期10円まんじゅうが流行ったように鯛焼きもそれなりに流行るのかもしれない。この手の鯛焼きは所謂「養殖物」※2で模倣が容易な「技術のミーム」でしかなく、あたし流に云えば、だけれもできるから公共事業ならぬ鯛焼き屋。
そんな模倣容易なミームをベースにしている10円まんじゅうにしろ鯛焼きにしろ収穫逓増モデル※3は最善の選択に思え、つまりはチェーン店化する。今年は日本全国そこいら中に鯛焼きチェーンが出てくはずだけれど、たかが鯛焼き、されど鯛焼き。不景気でも食える、けれど毎日食べるわけもなく、ささやかなあたしの楽しみ。どんな店が出てくるのか、どの店が残るのかもあたしのささやかな楽しみ。
たい夢浅草店(カーブミラーの中にあたしがいる) with VQ1015 Entry
たい夢 浅草店 |
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※注記
- たい夢ではバリはとってあって欲しいと云えばただでくれる。一袋貰って食べてみたけれどもパリパリしていてうまい。そしてここの皮の塩っ気の強さがわかる。
- たい焼きの焼型には、1匹ずつ焼き上げる型(「天然物」、「一本焼き」と呼ばれる)と複数匹を一度に焼き上げる型(「養殖物」)の2種類がある。手間がかかる前者の焼型の使用は減少を続けているが、こだわりを持つたい焼き職人もいる。天然物と養殖物は、焼き方が違い、また火の通り方が異なることから味も違う。 from たい焼き - Wikipedia
- 『たぶん、支店はもっと増えるだろう――そうでなくては収穫逓増にならない。そしてこれは、今の時代にふさわしく、ある意味、ロングテール性を狙っているのだと思う。つまり、"まんじゅう"なんて買うことのなかった80%の客層(ロングテール)を、購買ターゲットにしているのじゃないだろうか――それにはマスメディアやネットを使った話題づくりは欠かせないだろう。じつは、浅草にも10円饅頭ができるらしい。それは「元祖10円まんじゅう和ふ庵」らしいが、そのホームページを見ると既に、それなりの規模を持って商売しているようであり話題性も持っていて、10円饅頭ビジネスが収穫逓増――ロングテールモデルであることを実感させる。10円饅頭は、成る程この手があったのか、と思わせるビジネスモデルなのである。』 10円饅頭:谷中福丸饅頭。 参照