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担々麺セット 880円
 LUMIX DMC-FZ8 ＋Orton風 by Picnik

担々麺におけるラーメン屋と中華料理屋

陳麻家という屋号の店はそこいら中で見かけるのだが、うちの近所（浅草）なら田原町（というか寿）にもある。陳麻家はフランチャイズの店なんだと思うのだれども、担々麺※1の商品（「作品」）力というのはフランチャイズができるぐらいに高いのだろうか。たしかに担々麺は辛いものが苦手なあたしも好きこのんで食べている麺料理ではある。 

街場でラーメンの店と名乗るところにはフツーは担々麺はないはずで、うちの近所だと元祖恵比寿ラーメンとか菜苑には担々麺はない（勿論山口家にもない）。

そこで仮説である。

担々麺がメニューある店は中華料理店である。

なかなかいい仮説だと思うのだが、しかしどう考えてもラーメン屋であるコントには担々麺があったりするし（たぶん）、中華料理を名乗るあさひに担々麺は無かったりするのでこの仮説もあっさりと破綻する。

あさひのメニュー「そばの部」

陳麻家の担々麺

滅多に東上野で昼餉（ランチ）をとること等ないのだが、何かの拍子というのはあるもので、つまりその何かの拍子で東上野の陳麻家でランチとなったのは3日前。

陳麻家は以前アメ横の陳麻家上野アメ横店で担々麺セットを食べていて、辛いものが苦手なあたしでも、まあ、ぎりぎりで食べることのできる辛さであることは知っていた。ので、あえて坦々麺セットをたのむ。

……が、担々麺に陳麻飯がついてくるこのセット、やっぱり辛いときたもんだ。そこで雷門の錦の担々麺を食べるようにお酢をいっぱい入れて食べるのである。

担々麺＋お酢というのは辛み緩和の特効薬のようなものなのか、剛速球的な辛さがスローカーブぐらいにはなる。

しかしそれでもじゅうぶんに辛い。それがわかっているなら止めればいいのにと思うのだが、担々麺というのはなぜか止められないのである。

なんなんだろう等と思いながら午前6時起床。浅草はくもり。
［上野・アメ横・御徒町グルメマップ］

※注記

1. 担々麺の「たん」は「担」であって「坦」ではない。つまり「坦々麺」というものはない。あるのは担々麺である（たぶん）。