冷や汁
冷や汁 レガロホテル宮崎の朝食
 撮影したカメラ SO905iCS +Orton風 by Picnik 


午前6時起床。浅草はくもり。今回の宮崎行きでの宿は宮崎地区建設業協会にお手配いただいたレガロホテル宮崎で、そこはビジネスホテルではあるけれど、朝食のバイキングには宮崎のパトリフードである冷や汁があったものだから、あたしは二日間とも冷や汁の朝食であったのだ。

それは具は少なめだし、ご飯は普通の銀シャリで麦飯(プリズンライス※1)ではないけれど、なによりも汁のあんばいが宜しく、連日の二日酔いの胃袋にはありがたいものであった。

見渡せば朝食に冷や汁を選択する人は少数派でしかなかったけれど、昨日あたしのテーブルのひとつ隣の方も冷や汁で、それは突然出合った同郷人のような嬉しさ。けれどもその方自前で魚の缶詰を準備していて(魚の種類はわからなかった)、冷や汁の上にのせて食べていた。強者だなーと思うと同時に、なぜに?なのであって、いったいどういう人なんだろうと興味が沸いた(けれどもあれこれ詮索するようなこともない)。

帰り際宮崎空港で冷や汁を買った。だから晩飯も冷や汁で(もちろん麦飯で)、つまり昨日は一日二食が冷や汁だったという冷や汁の日(たぶんもう二度とないかもしれない)だったのだけれども、なんだか知らないが「冷や汁」、性に合うのだな。

冷や汁 あたしの好みで具沢山
自宅で冷や汁 あたしの好みで具沢山になる
撮影したカメラ SO905iCS +Orton風 by Picnik 

※注記

  1. 三日とろろで麦とろをつくる。(うちでは麦飯のことをプリズン・ライスと呼んでいる) 参照