寒河江のさくらんぼ
さがえのさくらんぼ(丸松農園)
カメラ LUMIX DMC-FZ8 +Orton風 by Picnik


最近の若者は果物をあんまり食べないそうだ。

菓子の多様化で需要減 成人の摂取量、目標の半分

年代別果物類の1人1日当たりの摂取量厚労省の行った果物の年代別摂取量調査によると、特に20~40歳代で果物離れが目立つ。健康にも良さそうなのに、果物の消費量はどうして伸び悩んでいるのだろうか?

果物のPR活動などを行っている「中央果実生産出荷安定基金協会」(東京)が、20~70歳代の3567人を対象に行った2008年度の調査(2055人回答)によると、果物を食べない理由として、最も多かったのが「ほかに食べる食品がある」(約39%)。「皮をむくなど手間がかかる」(約28%)、「日持ちがせず買い置きができない」(同)が続いた。菓子類の種類が豊富になった結果、デザートやおやつとして果物を選択する機会が減ってきている実情がうかがえる。(2009年6月16日 読売新聞

皮を剥いたり切ったりするのが面倒だというのはわかるような気がするのは、あたしも似たようなところがあるからで、あたしが一番食べている果物といえばバナナだし、次がイチゴだし、最近ならダイマスでカットされたスイカを買ってきては食べている。つまり刃物で皮むきする必要がないものばかり選んでいるわけで、そういえば桃も(堅いものを)皮ごとかじるのが好きだったりする。

寒河江のさくらんぼ(佐藤錦)@丸松農園

さくらんぼはもちろん皮むき不要の果物なので若い人にも受け入れられるだろうが、この果物の最大の欠点は市場価格のべらぼうな高さだろう。

さがえのさくらんぼ(佐藤錦)あたしもこうして食べていられるのは、これが「いただきもの」だからであって、寒河江の佐藤錦、それも粒の並んだ箱入りなんて、滅多なことでは買えないのである。

それにしても佐藤錦@丸松農園のなんという甘さよ。それは「過剰」でさえある。

ライバルは高級洋菓子なんだろうが、あっちは加工、こっちは直球だけの一本勝負の藤川球児。

縮小する市場の中で、若い衆といえば「ほかに食べる食品がある」人ばかり。ライバルは「ほか」なんだよ等といいながら、こいつは自分でオートン・エフェクト※1しているのである。ということで午前5時30分起床。浅草はくもり。朝から蒸し暑い。

※注記

  1. 新千歳空港の床の模様のオートン・エフェクト。(VQ1015 Entry+Orton風 by Picnik)  参照