チャンポン麺 800円
SO905iCS+Orton風 by Picnik (2009/7/1)
オートン・エフェクトな写真を見るコツはじっと見つめること(焦点は一点ではない)
原宿での勉強会は午後8時開始(終了は9時30分過ぎ)だったので、30分ほど前に会場近くに到着したあたしは、とりあえず腹拵えをしておこうと、近くにあった中華料理店へはいる。紫金飯店とガラス戸に書いてあった。
その姿形はまるっきし浅草の中華料理屋であり、原宿感(というものがあればだが)はまるっきしない。
まばらな客のカウンターに席をとり、さて何をたべようかとメニューをみれば、ありましたよの「チャンポン麺」なのである。
東京の中華料理屋が出すチャンポンとは長崎チャンポンとはまったく違うものであり、簡単にいってしまえば、お店のオリジナル野菜あんかけラーメンを意味することが多くて、あたしはかなりの広範囲にわたってこれが存在していることを確認している。※1
紫金飯店のチャンポン麺は、あんかけ+野菜+豚肉+溶き卵、そして東京では珍しい塩味という、まったくのオリジナルな麺料理なのであって、こんなチャンポン、他じゃ見たことはない、なのである。
それはあんかけの強い一杯で、最初は堅くてスープを楽しむことはできないから麺をすする。すればなかなかの出来であって、思わずやるなと思う。
食べすすむうちに、徐々にスープのあんかけもゆるくなるのは定石なのだが、残り三分の一ぐらいのところで、あたしの胃袋はカラータイマーが点滅しはじめた。つまりこれ量もきっちりと多いのであった。
※ 注記
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たとえば カレーチャンポンでランチ。(幸四郎ラーメン:新千歳空港)。これは傑作だった。