民主の15勝10敗=都議選結果で試算-衆院小選挙区
12日投開票された東京都議選の結果に基づき、各党候補者の得票数を東京の衆院25選挙区ごとに再集計したところ、民主党公認・推薦候補の得票数の合計が、自民、公明両党の得票数を15選挙区で上回ったことが分かった。また、民主党は比例代表東京ブロック(定数17)で、8議席を獲得する計算となる。
試算によると、民主党は全25選挙区で自民党より得票が多かった。自民党は公明党の得票数を合わせても、東京2区、5~11区、18~23区、25区の15選挙区で民主党に及ばなかった。この中には、現行の小選挙区制で過去4回行われた衆院選で、自民党が一度も敗れたことのない8、10、11、23、25の5選挙区も含まれている。
民主党の候補が未定で公明党が都内で唯一、候補者を擁立する12区は、与党側が民主党を上回ったものの、6500票余りの小差だった。
一方、比例代表での民主党以外の獲得議席数は、自民党が5、公明、共産両党が各2議席だった。(2009/07/13-05:51) ※1
時期衆議院選投票行動
TOKYO MX TV より 2009/07/12 深夜
午前6時起床。浅草はくもり。昨日行われた東京都議会選は
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民主党が都議会第一党になる
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自民・公明の与党の過半数割れ
の結果となり、これはぶっちゃけ、麻生さん早く解散しなさいよ、という「みんな」の意見であるだろう。
それは自民党内の「麻生降ろし」に抵抗したい麻生さんの気持ちと逆説ながらも一致し、麻生さんで解散させて総選挙に持ち込みたい民主党の意向とも一致していたりするのは皮肉としか云いようがないのだが、明日7月14日に解散となれば8月8日(土)投票の夏の陣だ。選挙の夏、党争の夏である。
しかし昨日の都議選での出口調査の結果である上の図が示していることは、このまま衆議院をやった場合、東京小選挙区での自民党の惨敗は目に見えているってことであって、それは全国的にたいして変わらないと(自民党支持者であるあたしも)思う。
日本の民主主義が機能するためにと考えるなら、ここは負けを承知で解散総選挙に打って出ることは悪いことではないかと思うけれども、自民党の現職国会議員(衆議院議員、特に小泉チルドレン)にとってはたまらない夏になるのは必至だろうから、自民党はばたばたとするそのことで、自民離れはさらに加速するだろう(たぶん)。
追記
結局8月30日の投票で与党内合意らしい。(2009/07/13 12:41)