おでん
串は馬のスジ、濃茶の物体は燻製のかまぼこ
撮影したカメラ SO905iCS (2009/7/15)(以下すべて同じ)


おでんはパトリである

7月15日は熊本市に移動し、久しぶりに大西さんと池田さんとの一献。池田さんが段取りしてくれたお店は「にし山」。ビルの2階にあるけれど「街的」な店であることは自ずと伝わる磁場をもつ。 

にし山は夏場でもおでんのある店で、そこで初めてお目にかかったのが燻製かまぼこと馬スジのおでん。

旅先でのおでんの楽しみといえば、その地のパトリ的おでん種である。というよりもおでんはパトリオット※1なのであり、その地で「かけがえのない私(おでん種)」を表出してしまっている。

馬スジは熊本であるから大納得。けれどかまぼこの燻製はあたしゃ初めてみた。

もっとも、かまぼこといえど、内の近所(浅草)なら「すじ」とよばれる魚のアラを練り物化したものによく似ているのであって、燻製なので表面こそ堅いけれど、おでん種としてはいけてる。児玉のママに教えてやろうかと思うのだが、その前に食材自分で仕入れてこいといわれるな。ということで午前6時起床。浅草はくもり。

もやしと大根
もやしと大根
もやしのおでんは札幌のかつや※2 以来
柚胡椒が泣かせる

刺身 馬刺し
刺身                   馬刺し

 

大きな地図で見る

※注記

  1. ナショナリストとパトリオット (内田樹の研究室) 参照
    なぜあたしが国家を呼び出す「個」をヘタレと呼ぶか。さすがにタツル先生だなと思う明快さ。