下町バームクーヘン
下町バームクーヘン(メープル) 300円
カメラ LUMIX DMC-FZ8 +Orton風 by Picnik


下町バームクーヘン

午前7時起床。浅草はくもり。バームクーヘンの円柱というのは立てて眺めるものだろうが、あたしはなぜか横にして撮影してしまったのである。なにかそれが当然のような気がして。

けれど食べるためにカットすれば横に置くしかなく、そしてこの形で食べ始めれば、なるほど飾りのない実直なバームクーヘンなのである。

下町バームクーヘン(メープル)

乳糖製菓浅草店

下町バームクーヘンを名乗る乳糖製菓浅草店は、奥山おまいりまちの西の端にいつの間にかできていた。

乳糖製菓浅草店
看板の「マーカーショップ」は前の店のものだろう
云ってみれば「プンクトゥム
2009/08/04  撮影したカメラ SO905iCS

浅草は歴史のある街ではあるけれども、新陳代謝の激しい街でもあって、何百年も続いている店もあれば、できて直ぐ消えてしまう店もある。

実際には様々なスパンで新陳代謝は起きているはずで、云ってみればその街の新陳代謝のようなものが、街を継続させる唯一のエンジンであるには違いなく、つまり変わるものと変わらないものとの取り合わせで浅草はできている。

勿論変わらないものとは唯一のものであり、それが浅草寺ということになるだろう。この街は良くも悪くも浅草寺の子宮的構造でできている。

乳糖製菓浅草店