「中小建設業のIT化」を考えるということ
子供の頃、ご飯を食べる時に、親から 「お百姓さんに感謝して食べなさい」といわれたことがあるかと思いますが、「中小建設業のIT化」について考えることは、ご飯を食べながら、お百姓さんはコメをどうやって作っているのだろう、と考えるようなものです。
信頼の構築による淘汰から再生へ
子供の頃、ご飯を食べる時に、親から 「お百姓さんに感謝して食べなさい」といわれたことがあるかと思いますが、「中小建設業のIT化」について考えることは、ご飯を食べながら、お百姓さんはコメをどうやって作っているのだろう、と考えるようなものです。
『桃論』―中小建設業IT化サバイバル論は、2002年11月にエクスナレッジから発刊された私の著作である。
けっして大売れはしなかったけれども、マニアックな支持を受け、初版の5000部はなんとか売り切った。
しかし、増刷されることもなく、廃刊決定となってしまったので、Webにその全文を移植することを考えていたのだが、ようやく実行することにしたわけだ。
本書は、公共事業という産業の現況を予言したようなものでもあるため、今頃になって再評価もされてもいるようだが、まあ、こんな本は二度とこの世にはあらわれないだろうな、ということで、年寄りの楽しみ的に、ここにその残影を残しておこうと思うのだ。