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中華丼セット　650円

これは21日の昼餉（ランチ）で、福だこで中華丼セットであった。ただそれは、だからどうしたでしかなくて、つまり中華丼が食べたくて福だこへ行ったのではなく、何を食うべか、と町内会をさまよっているとき、たまたま歩道に突き出た福だこの立て黒板が目に入り、サービスセットに中華丼セット650円があったので、それでも食うか、とそうなったのである。

昼飯なんていうのは「行きがかりじょう」（@バッキー井上）なのであり。だからあたしには先発2本柱※1があって、そうでもしておかないと、朝飯を食べ終わった途端に、昼飯を探しの旅に出掛けかねないのである、あたしは。それからついでに書いておくと、昼飯よりも朝飯に、晩飯よりも朝飯に重点があるのがあたしの三度のおまんま力学である。

中華丼

あたしは中華丼をほとんど食べない。このサイトを「中華丼」で検索したら1件だけで、それは2007年7月19日、仙台はメトロポリタンホテルの桃季で食べたそれである。しかもその時の主役は杏仁豆腐だったりしている。

けれどもそれは、中華丼を憎んでいるとか、見下しているからではない。あたしは中華丼よりも、同じあんかけなら、五目焼きそばの方がいいのである。その理由は油で焼けた中華麺が好きだから、以上。

しかし五目（あんかけ）焼きそばも、結局は何を食べていいのかわからないときの選択※2なのであり、なので切り札といってもいいのだが、でもやっぱり「あんかけ」は「行きがかりじょう」なのである。その行きがかりじょうの行きがかりじょうが中華丼であって、それははっきりいってどうでもよい存在に近いのである。しかしここにあえて記録しようと思ったのは、この中華丼、予想以上にうまかったからである。

※注記

1. あたしのランチ先発2本柱とは、山口家と とんかつ洋食 春 である。
2. 何を食べていいのかわからないとき―五目焼きそばでランチ。（喜夜楽番：浅草4丁目：千束通り商店街） 参照