10tダンプへの7t詰め込み(写真:村上さん)10tダンプへの7t詰め込み(写真:村上さん)


第1回 重機オペレーター技能競技大会

午前4時10分起床。浅草は雨。昨日の盛岡行きは、岩手県建設業協会の「第1回 重機オペレーター技能競技大会」が開催されたので参加させていただいたのだ。この「重機オペレーター技能競技大会」が開催されたことは実に素晴らしい。盛岡競馬場臨時駐車場で開催されたこの大会が、「ICT」が云われる中行われているのだ。

なにせ参加者はこの道平均27年という猛者ばかりでなのである(最高42年、最低でも14年である)。そんな方々の技術を競うというのだ。その意義は「第1回 重機オペレーター技能競技大会」のパンフレットにはこうある。

建設現場において、重機オペレーターの仕事は欠かすことが出来ない重要なものであります。また自然災害等は発生した際には、その最前線で緊急の応急対応に従事することもあり、重機オペレーターの技能は地域を守るためにも継承されなければならない技術と言えます。

選手は各支部より一名ずつ、合計13人のオペレーター達によって下記の2つの競技によって争われたが、選手の皆さんも、応援の皆さんも、岩手県建設業協会の方々も、そして、協力下さったキャタピラーの皆さんも、暑い中(36℃を越えたのだ)本当にご苦労様でした。

  1. 法面整形
    施工スピード→基本施工時間内で早い毎にポイント
    出来形(スキャナー、TS)→計測ポイントを決めておき正確性でポイント
    安全確認→シートベルト装着、安全目視確認の有無、乗り降り時の3点支持等
    操作方法→ストロークエンドまで操作しない、走行操作時に誤進しない、
         運動操作がスムーズ、操作時に機体をバタつかせない
    その他→服装(ヘルメット、靴、着衣の乱れがない)、体調管理

  2. 10tダンプへの7t詰め込み
    施工スピード→基本施工時間内で早い毎にポイント
    積載制限→10t車を車両重量計で計測し誤差でポイント
    安全確認→シートベルト装着、安全目視確認の有無、乗り降り時の3点支持等
    操作方法→ストロークエンドまで操作しない、旋回操作時に安全確認、
         積込時に荷こぼれ、似姿に偏りがない
    その他→服装(ヘルメット、靴、着衣の乱れがない)、体調管理

1.法面整形

参加者の皆さん

優勝者とICTバックホウデモンストレーター