菜苑のラーメンとチャーハンで〆る。（浅草3丁目：千束通り商店街）

午前8時20分起床。浅草は晴れ。またもや二日酔いの朝――原因はこちら――。昨晩の〆は菜苑へ出向いた。それも散々飲み食いしての後だから、どう考えても余計な行為でしかなかった。けれど、どうしてもラーメンとチャーハンを食べたかったのである。

それはどうやっても食べきれることのない、無謀なオーダーであることは承知していた。けれどあたしは、あえてそうしたかったのである。昨日は久しぶりに〈他者〉の前で「私自身のこと」を話した。そして思った――俺も昔はもう少しタフな身体をしていたよな、と。

しかしそんなおもいとは裏腹に、案の定、昨夜の挑戦は失敗に終わった。たぶん10年前なら食べきっただろうが、今はできない。

あたし（の身体）は、少しづつ、けれども確実に衰えているのである。その現実を受け入れることでしか、（たぶん）キアスムは機能しない――ことは分かってはいるけれども、心はどうしてもそれを認めたくはないのである。だからきっといつかまた同じよなことをするだろう。