Movable Type テンプレート・モジュールの活用。

最近構築に携わっている3つのサイトは、同じテンプレートを使っていることは先に書いた。(ひとつ増えているが、それは昨日から構築し始めたところで、ここ)。

たぶん、このテンプレートは自ら「上級MTテンプレートカスタム」と名乗っているだけあって初心者には使いづらいだろうな、と思う。最初からFirefFoxでデザインが崩れているだけあって、たしかに要カスタマイズなのである。(特にHTMLの記述は大幅修正)。

ただそれでもよいかも、と私が感じたのは、このテンプレートが、テンプレート・モジュールを使っていることであって、それは作業がはかどるのである――たいしたことをやっているわけじゃのは自覚しているし、今頃気付いたのかか、といわれそうだが、はいそうです、とそれは素直に認める。(笑)

テンプレート・モジュール

共通のHTMLコードを、いくつかのテンプレートで使い回したいときはテンプレート・モジュールを使います。たとえば、サイト全体のヘッダーやフッター、全体で共通して使いたい広告、アクセス解析用のタグなどがあります。これらのコードはパーツをテンプレート・モジュールとして登録しておくことが可能です。(Movable Type 3.3 マニュアル

モジュール化

ということで、このサイトも(遅ればせながら)ちょっとだけモジュール化をしてみた。

Movable Typeテンプレート・モジュール

作業は至って簡単で、例えばsitenaviというテンプレートをつくるときは、

  1. モジュールを新規作成をクリックして、テンプレート名sitenaviモジュールの内容にはsaitのHTMLコードを貼り付け、保存ボタンをクリックする。
  2. このヘッダーを埋め込みたい他のテンプレート・モジュール内に、下記3のようなタグを埋め込む。埋め込んだ箇所が先ほど登録しsitenavi テンプレート・モジュールの内容と置き換わる。
  3. <$MTInclude module="sitenavi"$>
  4. 要再構築。

sitenaviというのは、このサイトのHeader部の直ぐ下にあるリンクで、それは次のような記述になっている。

<div id="toplink">
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/">桃知商店TOPへ</a>|
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/blog/">ブログTOPへ</a>|
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/map/map01.htm">浅草グルメマップ</a>|
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/asakusa/">浅草でランチ</a>|
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/0/">業務案内</a>|
<a rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/blog/2006/09/post_207.html">当サイトについて</a>|
<a  rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/links/links.htm">依存リンク</a>|
<a  rel="_RAclick" href="
http://www.momoti.com/2007/02/post_4.html">著作権 </a>
</div>

この記述は、時々増えたり減ったりするのだが、その度に各テンプレートの修正をしなくてはならなくて面倒だったのだ。

それから今回は「桃知利男の仕事」と「リンク」、それからFooter部をモジュール化してみた。というか、(うちの場合)そんなものしかやることはないのだが、まあちょっとは進化はしたか、と思うのだ。(笑)