午前10時14分ごろ地震があった――追記:ソーシャル・キャピタルの機能。

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午前10時14分ごろ揺れを感じた。

うちはいつものような長周期地震動特有の揺れで、大きな円を描くように長時間(1分以上)揺れた。(途中で反転したようにさえ感じた)。

これは遠方で大きな地震があったときの特徴的な揺れであって、直ぐにNHK TVをONにした。午前10時13分頃、甲信越地方で強い(震度6強)の地震があったとのこと。

浅草は震度2ぐらいだろうか震度3(東京23区は震度3)。

追記:ソーシャル・キャピタル

GC空間

時間が経つにつれて被害の状況があきらかになってくると、その予想を超える(被害の)大きさに驚いている。

被害にあわれた地域の皆さんにはお見舞い申し上げ、一日もはやい日常への復帰をお祈りしたい。

そして今(午後11時19分)、私の部屋はまたしても地震で揺れた。(その震源地は京都府沖の日本海とのことなのだが、北海道や太平洋沿岸の方が震度が大きいという不思議な地震だ――気象庁の間違いでなければ、なにか不気味でさえある)。

地震という災害は、局地的であり、必ず第4象限で起きる。今の科学技術では、地震は避けられないものであり、そのうち東京も大揺れするだろう。

その自然の必然(人間にとっては偶然)は避けられないとしても、災害の地域性(テリトリー性)を考えれば、被害が起きたときの対応は、第一義的に町内会的、中景的共同体性に頼らざるを得ない。(行方不明者がいる、とわかるのは、誰が住んでいるのかがわかっている、ということだ)。

それは2年程前の岐阜での講演を思い出すのだが、この国は地勢学的に、絶対に、地域性(テリトリー性)から逃れることはできない。つまり全ての政策は、そのことを前提にしていなくてはならない、ということだ――市場原理で災害復旧ができるなら、安倍総理は急遽新潟に飛んだりはしないのである。

コメント(4)

長い長い地震でしたね。
ウチでも発表震度+1ほどで揺れますが、今回はかなり強い揺れを感じました。
同じ震度でも揺れの向きによって物が落ちたりするので、不安定なラックをずっと抑えていました。
だんだん収まるどころか、ますます揺れが大きくなっていくようで不安でした。すっかり船酔い状態です。
明日、明後日と長岡で授業ですが......どうなるか判りません。

>うどん星人二合さん

今日のはちょっと怖かったですね。
私の部屋は複雑な回り方をしていまして、船酔い気味でした。

>明日、明後日と長岡で授業ですが......どうなるか判りません。

新幹線は大丈夫のようですが、余震もありますからね。
お気をつけてください。

今回、長岡市の中心部では大規模な火災や事故がほとんどおきなかったのは、やはり前回のあの大震災の教訓がしっかり生かされているからだなと感じました。
明日、長岡入りすれば、もっと地元の人たちがしたこと、感じた事が判ると思いますが。
今回は余震の規模も巨大ですね。
新幹線がトンネル内で止まってそのまま...なんてことにならないようにと願っています。

安倍総理が新潟に飛んだ、それも行き先はまっすぐ柏崎刈羽原子力発電所だったのは、重要性を危惧というより、「真っ先にいって『調整すべきこと』があったのではないか?」と疑惑の目で見ています。

それにしても、ダメおしで先ほどの京都府(ホントは能登西部?)震源、北海道大揺れ地震も気味悪いものでしたね。

長岡ではホテルの電話が鳴りっぱなしです。
そして「あいにくですが満室です」というお断りの声。
柏崎ではライフラインが寸断されたままなので、みな長岡に泊まって柏崎へいこうとしています。
傲慢なTV局報道陣にうんざりです。(メ-_-)