『桃論―中小建設業IT化サバイバル論』のデジタル化。

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午前6時30分起床。浅草はくもり。

毎日このサイトを訪問されている方なら、このページのサイトナビが、昨日とはちょっとだけ変わっていて|桃論|という項が加わっていることに気付かれるだろう。

これは、前々から考えていたことなのだが、『桃論―中小建設業IT化サバイバル論』のデジタル化を(少しづつだが)やろうとしている。

その趣旨については「このサイトについて。」をお読みいただきたい。

『桃論』は、幸せな本だった、と思う。

それは、少数ではあるが、動き出してくれた方々がいたからだ。

『桃論』は、読むための本ではなく、それに蝕されて動き出すための本として書いた。

その内容は、発刊された当時よりも、今の時代の方がより理解されやすいだろう、とは思う。

しかし公共事業という産業は追い詰められた。

地方と中小建設業という種(贈与の原理)に向けられた逆風(交換の原理)は止むことを知らず、益々その勢いを増している。

そんな中、私にできることは、今も続いている『桃論』的運動を、如何に持続させ、キアスム的な転換の道を探すことでしかない。

私はその活路をBeing Digital にもとめて『桃論』を書いた。

そして公共事業という産業は、もはや印刷された活字ではどうしようもないところまで追い詰められている。

とすれば、私たちの運動は、Being Digital としてしか捕らえられないものになっていて当然なのだと思う。

それは日々発信される、桃組の方々のDigitalな情報(ブログ)としてである。

もし『桃倫Ⅱ』と呼べるものがあるとしたら、そのデジタルな情報の集積(ネットワーク)こそが、それであっていい、と思うのだ。

ということで、私は『桃論』的なものを、もう書くことはない。

作者は、もうずっと前から、皆さん、なのだ。

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