味噌バターコーンラーメン
味の時計台上野店の味噌バターコーンラーメン 1000円


午前8時10分起床。浅草は晴れ。昨晩は「桃論」の更新をしていてつい遅くなってしまったもので、目覚めも遅い。

「桃論」は、なぜか校正後の原稿が無くなっていて、校正前の原稿しかない。それを、出版されたものを読みながら直してアップしているものだから、更新には手間も時間もかかる。そんなものだから、つい億劫になってしまう。まだ先は長い。

味の時計台

閑話休題。昨日の昼は上野にいて、久しぶりに札幌ラーメンでも食おうかと、味の時計台上野店へ向かった。オーダーは味噌バターコーンラーメンで、前回これを食べたのは2007年5月18日新千歳空港であるから、約1年ぶりなのであった。

それは見た目からなんだけれど、北海道で食べた記憶と比べると、なんか味噌が違うような気がする。食べてみても、なにか、まろやかさと甘みが足りない、と思う。

けれど、こんなもんだろう、と思えば、こんなもんでもあり、やっぱし、北海道で食べるのと、東京で食べるのでは空気が違うんだわね、というところに無理やり気持ちを落ち着け、もくもくと食べた。

穴あきレンゲ

味の時計台で、コーン系のラーメンを頼むと、金属製の穴あきレンゲがついてくる。あたしはこのレンゲでスープに沈んだコーンをすくって食べるのが大好きなのだ(沈んだ挽肉っていうのがまたうまい)。

コーンはすくってたべる
コーンはすくって食べる

それで麺と大きな具を食べたあとは、ひたすらスープの中をまさぐっている。味噌ラーメンのスープの中は、まるっきし「彼の世」なわけで混沌で底も見えない。その深淵から、コーンを「此の世」に現出させて、パクッと食べるのは、食べること以上の快感がある。砂金とりの心象っていうのもこんなもんだろうな、とかってに思うのだ。

なのでついつい集中してしまい、気がつけば完食しているのだが、問題は、このラーメンを食べてからというもの、ぜんぜん腹が空いていない、ということなのだ。昨夕の夕餉も、今朝の朝餉も、食欲がない。なにか腹のなかに塊があって、空腹感がないのである。なんでだろう。

味の時計台 上野店 (ラーメン / 上野)
★★★☆☆ 3.0
03-5812-2208
台東区上野6-13-7
営業時間 11:00-3:00
味の時計台上野店
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