このエントリーは、先の吉川さんのメール

  1. スープカレーカテゴリが15ケタ以上表示されず過去ログが閲覧できない。
    16~91までが参照不可能になります。
    月別カテゴリでは、すべてのエントリーが参照できますが、それ以外のカテゴリが15より昔のものが全部参照できなくなっています。

の対策方法の解説として書く。


<MTEntries limit="auto">
MT4<mt:Entries limit="$limit">

MT4では(カテゴリー)アーカイブ(MT4.21では「ブログ記事リスト」)に全ての記事を表示しない。MT4.2デフォルトのテンプレートでは<MTEntries limit="auto">で制御されている(たぶん)。

limit="N"

lastn モディファイアがブログ記事の作成日順に指定件数表示するのに対し、limit モディファイアは、指定された条件でフィルタリングした結果を指定数を最大件数として表示します。

値に auto を指定した場合、[ブログの設定] で設定した表示件数または、日数分で出力します。 from MTEntries | テンプレートタグリファレンス

吉川さんのつかっているテンプレート(テンプレートキング)では、<mt:Entries limit="$limit">になっていて(MT4.1の頃のタグのままか?)、"$limit"という値がなにを意味しているのかは知らないが(リファレンスにも書かれていない)、"auto"と同じように機能していると思われる。なので、[ブログの設定] で設定した表示件数である15件しか表示されない。

この制御を外すのは簡単でlimit="N"の部分を削除すればよい。つまりはただの<mt:Entries >もしくは<MTEntries>とすればよいだけのことだ。しかしこれだと、全ての記事が1ページに表示されてしまうので、ファインダビリティアクセシビリティからはほど遠くなる。なによりも今後エントリーが増えていけば、益々その傾向が高まるわけだから、MTは(わざわざ)<mt:Entries limit="$limit">とか<MTEntries limit="auto">で表示数を制限している、と考えればよいだろう。

PageButeプラグインで
静的なアーカイブページを分割する

そこで、静的なアーカイブページを分割するプラグインである PageBute を使って、ページの分割をした。手順は、静的なアーカイブページを分割するプラグインPageButeを使う。 from モモログの通り。