鉄蔵さんからのご指摘。

ブログ、方向性をかなり変えましたね。
「量より質」のアクセスに指向を変えたのでしょうか。


8月のブログの書き方

それは鋭い指摘であって、今月は意図的に月の前半と後半では、記事の方向性を変えてみたのだ。前半は今までの通りで、グルメネタ50:その他50、後半は、グルメネタ10:その他90の割合を目安にしていたのである(それも1日2エントリー以内という制限をつけて)。

このサイトは、1日平均で1200件ほどのユニークアクセス数があり、ページビューは3000から4000件程ある。その70%近くは、浅草グルメを中心としたグルメネタが稼いでいて、その多くは検索エンジンからのアクセスである(検索エンジンナビゲーションからPVは1日平均で1000件を優に越える)。

それは個人サイトとしては上出来だとは思うけれど、あたしの目標値は大幅に下回っている。本当は(現状で)全ての項目でこの3倍の値は欲しい。w  しかしそうならなかったのは、検索エンジンからのアクセス数の伸びが、いまいちだからだ、と考えている。

「街的」なあたしの限界

キャラバンの五目焼きそばあたしは、浅草在住の外飯生活者なので、毎日、日記のように、浅草ランチと浅草グルメのことは書ける。

しかし今月後半にそれを(あえて)やらなかったのは、検索エンジンナビゲーションの限界と可能性の確認のようなものだ。

あたしの生活は「街的」なもので、昼飯は町内会的に食べている。それを書き続けるのは、あたし的には最も負担の少ないことなのだが、店はどうしても重複してくる。この店の重複に検索エンジンナビゲーションの限界は生じる。

このサイトはSEO的には成功しているとは思う(つまり、浅草+店の名前or食べ物の名前で、検索結果の上位10件に入る)。

それには店の重複が機能している部分があるのはたしかだが(浅草グルメのエントリー数の多さ)、しかしいくら上位に表示されても表示される記事数には限界がある。例えばGoogleの場合なら、検索結果に表示される記事の件数は2件までなのだ。

つまり同じ店のエントリーが2件以上あっても、検索エンジンには2件までしか表示されないという限界がある。つまりそのことで、アクセス数の伸びが鈍ると考えたのだ。仮説である。

では、どうするのか、なのだが、グルメネタは新規開発が一番の解決策なのは当然のことだ。しかしそれは、あたしの「街的」な生活に支障をきたすわけで、ブログを書くために、新しい店を開拓することなど(町内会的に書くあたしにとっては)本末転倒なのである。同じ店でもメニューを変えるという手段はあるが、これは既に実施積みなのである。

そこで、あたしのもう一つの日常である、仕事に関連したネタを多めに書いてみることにしたのだ。その日常とは「IT」と「公共事業という産業」のこと、ということになる。

ITネタ
考える技術ネタ

「IT」ネタ(含む「考える技術」ネタ)は、「ブログの技術」や「あたまのよくなるブログの書き方」、「ビットワールド」、「Google logo」というカテゴリになる。これらは初期アクセス数が少ないのが特徴なのだが、しかしデータベース的にはよく機能する。検索エンジンへのキャッシュさえうまくいけば、コンスタントにアクセ数は増えていくのだ。

それはこの短い期間(月の後半)でも実感できるのであって、あたし的には、こららのカテゴリのエントリー数数を増やして、浅草グルメと並ぶ検索エンジンナビゲーションの柱にしたいと考えていたりする。

時事ネタ

一方、「公共事業という産業」は、「店主戯言」、「新聞読み」というカテゴリになる。これはつまりは時事ネタなのが、時事ネタは当たり外れが大きいし、データベースにもなりにくい。ただ「IT」ネタの対極として(あたし的には)書きたくて書いているし、今のあたしの思考のバランス的には必要なものだと考えている。

時事ネタは、(アクセス数的には)当たれば大きい。最近では、姫井由美子参院議員、民主離党を撤回―テレビ村的に期待を裏切らない人材だわ。w塚田真希vsトウ・ブン、この試合が今回のオリンピック柔道競技のベストバウトだと思う。という公共工事と関係ないネタは瞬間風速的に大ヒットしている(公共工事ネタはそもそもがヒットしない w)。けれどこれらがデータベース的に機能することは期待薄なのである(仮説)。

あたしはデータベース的に、後から検索されて読まれる、ということを重視してブログを書いている。しかし毎日このサイトに(新しい記事を期待して)来てくれる方々も(たぶん)いるわけで(1日300から500人程度)、その方々の多くは、ITネタを好まないことも知っている。

しかしそういう方々にも少しは楽しんでいただこうとするのは、芸人気質の性でしかなく、それには日々のグルメネタは一番なのだけれど(町内会的にも)、その数は(暫くは)減っていくだろう。

その代わりになるかどうかはわからないが、できれば「時事ネタ」や「いただきもの」で楽しんでいただければ、と思う(特に「いただきもの」は個人的には力入れて書いている)。ということで、たぶん9月上旬も同じ方向性で実験してるかと思うのだわ。