午前6時起床。人吉はくもり。昨日の夕餉は福元さんにお願いして大工町の天琴ラーメンにお連れいただいた。
この店はネットでみつけて、非常にこころ惹かれていたのであって、その店先の画像をみると、それはほぼ重要文化財なのだ(下の写真)。
人吉には足繁く通っていても、なかなかこういう店に行けないのは、この辺りに用事がないからでしかないけれど、今回は是非に、と思っていたのだ。
午後6時過ぎ、店に到着すればそこは懐かしのドームの真ん前だった。ん~、とあたしは唸るが、それは知っている人しか知らないことなのでここでは触れない。
店に入れば、噂通りに狭い。その構造は、和歌山の井出商店の縮小版のようで、そこに爺さんがひとり。それが店主である。良い感じである。次元が二桁ぐらい違う強度を持っている。
あたしは壁に書かれたピラをチラッと見て、焼きニンニク入りラーメン(並)450円を頼む。しばし待って婆さんが運んできてくれたそれは、小さなお盆(コレット)に乗った宝石のようなラーメンだった。
天琴 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ |