桃知商店よりのお知らせ

[閉店]水源のタンメンといなりとのり巻きでランチ。(千束通り:浅草5丁目)

水源

金曜サービス ラーメン300円一昨日の昼餉ランチは、5丁目の水源みずげんでタンメン+おいなり+のり巻きにした。水源は、うちの近所そばなら山口家のようなものであって、つまり中華そばのある甘味処だ。

中華そばのある甘味処が普通のことなのかどうかは知らないが、この街に住んでいれば、それは普通のことである。

昼は近所の客でそこそこに混み合い、その客層は千束通りデフォルト、つまり客が店に馴染んでいれば、店も客に馴染んでいるという「街的」である。


気負いも衒いもなにもなく、ナウでヤングも無縁である。この日見かけたじいさんは、ラーメンと焼きそばを一緒に食べていたりする強者だったけれど、皆さん、好きなモノを好きなように食べているだけのことでしかなく、それは居心地のいい次元みせなのである。そのメニューは豊富で、金曜サービスは、ラーメン\400  → \300 だったりするのもなにか凄い。

水源のメニュー 水源のメニュー
水源のメニュー

タンメン

タンメン水源のタンメンは、マクロ的には山口家と同じ野菜タンメンで、どこかでなつかしい記憶に訴えかけてくるあの味だ。山口家との大きな違いは、野菜(白菜)の破片が大きいことと、塩気が少し控えめなことぐらいだろう。

値段は水源の方が少しだけ高くて630円、まあ、山口家のタンメンが好きなら、水源のタンメンも好きだとは思う。

けれど、マニアックに責めるなら(ミクロ的視点)、その差異は目に見えないところで山ほどあるわけで(次元みせを含めて)、千束通り仁義なきタンメン戦争における〈山口家派/水源派〉は存在するのかもしれない(あたしは今のところ山口家派であるけれど)。

いなり

水源のいなりとのり巻きしかし、おいなりさんになると、とたんに立場は大逆転、あたしは水源の工作員なってしまう。

ここのおいなりさんは、別にエントリーを設けて書こうと思っているぐらいにあたし好みだ。甘くて汁の多い油揚げと酢飯の組み合わせが、涙ちょちょぎれもんに「かなしい」。

それに惚れ込んでいるあたしは、(この日は)6個ほどテイクアウトした。帰り道、おいなりさんの入った袋をぶらぶらさせていると、じわっと包装紙に汁がしみ出てくるような、その汁が手指にまとわりついて鬱陶しい、そんなおいなりさんなのである。

この店の道路を挟んだ向かいにはコンビニがあって、昼時は昼食を求める人たちで混んでいる。あたしはそれを見て、なんでこういう店で昼飯をたべないのだろうか、とただ思うのだ。
[浅草グルメマップ] [浅草でランチ

水源 [ スイーツ、甘味 ] - Yahoo!グルメ
東京都台東区浅草5丁目63-10
03-3872-7402 水源
2009年5月3日
with VQ1015 Entry 
加工:素粒子+クロスプロセス by Picnik 


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Comments [2]

No.1

水源、いいですよね。わが家では土曜日、ランチしに行く店です。旦那は味噌ラーメン、私はいなりと海苔巻き、子供は焼きそば……といった具合。
そして帰り際に上の子の好物であるところのみたらし団子をたくさん買って帰る、ということが多いです。

夏には、カキ氷を食べに行き、お祭りではここでお赤飯を1升買います。

No.2

>ちーさん

返信が遅れてすいません。
先日みそラーメンを食べました。
おいなりさんを付けてですね。
あたしはここのおいなりさんに完全にやられています。

>お祭りではここでお赤飯を1升買います。

というのがいいですね。
あたしもそうしようかしらと思っています。

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