午前7時40分起床。浅草はくもり。これは先の新年会でのビンゴの景品に、八木博さんが出してくれたもので、運良くあたしがあてたのである。
板橋の石田屋さんは、知る人ぞ知る行列のできる名店で、特にこの栗饅頭は別格、開店後30分で売り切れると云われている。
そのなにが別格なのかと云えば、それは大きな栗がまるごと一個ボコッと入っているということだろう。
しかしほんとうに凄いのは、これを食べてみないとわからない。それは、その栗が存在感を示さないという不思議さなのである。
つまり食べたときに大きな栗の違和感がない。餡と一体化しているというか、饅頭の皮と餡と栗の全てが一体化してこの饅頭を形成している。
こんな不思議なものが、どうやったらできるのかなんて、あたしにはまったく想像がつかない。
石田屋 (イシダヤ) (ケーキ / 上板橋) |