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小泉ブレーン・高橋洋一東洋大教授を窃盗容疑で書類送検

高橋洋一警視庁練馬署は30日、天然温泉施設の脱衣所ロッカーから、他人の財布や腕時計を置き引きしたとして、元財務官僚で、東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。

同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む60歳代の男性会社員が使っていたロッカーから、現金数万円が入った財布や、数十万円相当の腕時計を盗んだ疑い。ロッカーは無施錠だったという。

男性の届け出を受け、同署で調べたところ、防犯カメラに高橋容疑者に似た男が写っており、浴場から出てきた高橋容疑者が同署員に盗んだことを認めたという。調べに対し、高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と供述しているという。

高橋容疑者は小泉政権時代に経済財政諮問会議のブレーンとして郵政民営化などを推進。「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」などの著書がある。東洋大広報課は「何もわからず、コメントできない」としている。(2009年3月30日16時55分 読売新聞


高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と容疑を認めているのだから別にでっち上げではないのだろうが、なにかタイミングがすごいなと思ってしまった。

高橋センセーは、「郵政民営化においては4分社化、並びに郵政公社の廃止後直ちに商法会社(郵貯、簡保)へ移行させる措置は、高橋のアイディアである」※1な人なのであって、郵政民営化への反省が表面化している今この事件だもの、それはなにか植草センセーの事件を思い出してしまっていた。

時代の潮目というのはあるのだろう。

それは時代の変化、個体レベルで小学生以下の倫理観しか持ち合わせずいい気になっていると、その潮目にひっかかりやすいのかもしれない。

まあ、あたしからみれば中景(共同体性=贈与観)が高橋センセーには欠如しているだけなんだけれども。 

しかし小泉ブレーンであり中川秀直さんのブレーンといわれている人だ。マスコミはこれをどれだけセンセーショナルに喧伝するのだろうか。

それともしないのか。

ブログ界隈はどうなんだろう。 

あたしはそっちに興味があったりする。

追記

今朝のニュースで高橋センセーは政府通貨推進論者だという話を聞いた。さすがに竹中平蔵さんの弟分だなと思う。政府通貨は政府が市場経済を支えることが必要だといっていることと一緒であって(たぶん)、どちらかといえば小さな政府の構造改革派である高橋センセーのいうことではないだろう。

というか、構造改革の遅れが日本の不況の原因ではないことを自ら認めているようなもので、では構造改革のシンボルであった郵政民営化っていったいなんだったの?というような話である。まあ「みんな」にはどうでもいいことなんだろけれど(たぶん)。

※注記

  1. 高橋洋一 (官僚) - Wikipedia 参照

Comment [1]

No.1

これを拝読して真っ先に思いついた言葉が

「悪い人は悪いところに集まる」という言葉

私に小泉さんや高橋さんの仕事が悪いとか悪人だとかいう資格もないのですが。(不満はあるけど)

しかしこの言葉が真っ先に頭に浮かびました・・・・・。

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