夕焼けだんだんより谷中銀座を望む
2009年4月29日 with VQ1015 Entry 素粒子+ポラロイドフレーム by Picnik 


谷中銀座

谷中銀座は、浅草に棲んでいるあたしからすると落ち着かないところだ。浅草の仲見世や伝法院通りのような迷宮の構造※1 をもつのはわかるけれど、中心が見えないことで、なにか突拍子もないのである。

それはテーマパーク化してるからでもなく、商業主義が充満しているからでもない。そんなものは浅草で慣れっこである。※2

ただ中心が見えないのである。あたしは何処へ向かって、何処から帰ろうとしているのか、それがわからないのである。けれど、この休日の人出は凄まじい。ただこの商店街を目指してやって来た人たち。不思議な光景である。

夕焼けだんだん

沖積層である浅草には絶対にない坂にある階段である。

谷中銀座より夕焼けだんだんを望む 
谷中銀座より夕焼けだんだんを望む with DMC-FZ8

夕焼けだんだんより谷中銀座を望む(オリジナル)
with VQ1015 Entry (オリジナル)

夕焼けだんだん

※注記

  1. 子宮的構造 参照
  2. 浅草のテーマパーク性を揶揄するむきもあるけれど、揶揄されて結構、浅草は確信犯なのである。浅草は世界一くいもののうまいテーマパークなのである。それも生活と見世物の区別がつかないべらぼうさをもって。 from まえ田(前田食堂)のたんめんとやきめしでランチ。(奥山おまいりまち:浅草2丁目) 参照