羽二重団子
午前6時30分起床。浅草は晴れ。昨日発作的に日暮里へ出かけたのはVoice 5月号にあった増田悦佐さんの『メガロポリス新名所 第五景 日暮里』に触発されたからであって、そういえば日暮里って近いのに滅多に行かないわねと。
内からだと西浅草三丁目のバス停から都営バスに乗れば10分もしないで日暮里駅に着くのである。日暮里で最初に向かったのはHABUTAEであって、ようは羽二重団子を食べたかったのだ。
羽二重団子は、浅草の日常にもフツーにあるもので、食べたいときには松屋で買って自宅で食べている。自宅で食べるのとHABUTAEで食べるのは何か違うのかといえば、たいして変わらない。いつもの羽二重団子である。
HABUTAE
しかし羽二重の本店へ向かわずHABUTAEだったのは、あたしがHABUTAEに入ったことがないからに他ならず、11時30分頃に店に入れば流石に昼餉前に団子を食べるお客もいないと見え先客はおらず、大きなテーブルを独占して、羽二重だんご2本462円を頼む。煎茶付きである。
HABUTAEは羽二重団子が(たぶん)発作的につくったカフェであって、見た目はオシャレであるけれど、団子を頬張りながら、窓の外、道行く人を見ていると、なにか江戸時代の茶店で休んでいるような気持ちになるから不思議なのだ。
HABUTAE |