冷やしきつねそば
午前4時30分起床。浅草はくもり。「本陣」で「冷やしきつねそば」を手繰る。この「冷やしきつねそば」はお揚げが小さい。それで2枚のっているのかは知らないが、それよりもなによりも他の部材が天鼓盛り、というなんとも豪華な「冷やしきつねそば」なのである。
そしてあたしの大好きなキュウリの千切りがのっている。その昔、「冷やし中華」を自分で造って食べていたころ(今は糖質制限食の為食べていないのだが)、このキュウリの千切りだけをのせていた経験がある。それも週の内に4日も5日も、たんまりとである。
そんなことを思いだしながら手繰る「冷やしきつねそば」はうまい。これは決して「冷やし中華」の代替だとは思えないが、蕎麦と一緒に手繰るキュウリのあの若くて青い味が溜まらない。
そして時々かじるお揚げのなんと甘いことよ。しかし甘いは決して身体に良くはないのだ。これだから「きつね」はたまになる。「たぬき」であっても身体には悪いのだが、やっぱり蕎麦なら「ざる」なのなかね、と寂しく思うのだ。[浅草でランチ]
石臼挽き生蕎麦 本陣
東京都台東区浅草2丁目22-10